在家と出家
夕方、食事に入った食堂で、寺の住職が、寺の収入だけでは足りなくて、自動車整備の仕事をしたり、その住職の息子さんが市役所に勤めているというのをテレビで観た。 昼間乗り物の機械をいじっていて、朝にお経をあげ、夜勉強しているならオレと同じだなと思った(笑)。...
View Articleカネの連呼
この20年から30年のことですが、あちこちで叫ばれることのほとんどが「かね」のことになった気がする。 9月になると、ハロウィンだと騒ぎはじめ、さまざまな商品がハロウィンじるしになり。10月もしかり、ハロウィンが終わるや否や、クリスマスを騒ぎはじめ、まだクリスマスも来ないうちから正月を騒ぎはじめ。正月にはまた節分を騒ぎ始める。 1年365日、メリハリなく金の尻を追いかけている(笑)。...
View Articleこころの係留
こころを何か一つのことにつなぎとめておき、そこの分野で進歩をさせるというのは、なかなかどうして難しいことです。 長年、人間をやっていて思うことは、これをするには『興味があるときに一気呵成に境地を深めること』よりほかに、自分を進歩させる道はない。 頭に入る時に徹底して流し込む(笑) 今週、街中で夜の9時過ぎ呼び止められた。塾帰りの友人の娘。45分ほども捕まっていた。『路上進路相談』(笑)。...
View Article流れはとうに変わっている
今年もいよいよ大詰めが近づいてきましたが、自転車の流れが決定的に変わった一年だったように思う。 アームストロングの大規模組織的八百長で、評判を落として低迷しているロード界ですが、アームストロングの人気に乗っていたシマノが生き残り、レースで生きていたカンパニョーロとスラムが苦戦しているのは皮肉な話だ。...
View Article20年の過ごし方
先週、医師と話して、試験的に、母の点滴を週の半分だけにするという方法に切り替えました。私の観察では、経口で充分に水分も栄養も摂れているようにみえる、というのがその理由です。また、点滴の分が余分だとむくみがでるのですが、ややむくみがでている。...
View Article日本の収穫
こどものころ『おもちゃかぼちゃ』が好きで、毎年育てていた。あれは観賞用です。 その記憶があるせいなのか、私は『坊っちゃんカボチャ』があるとなんとなく買ってしまう。形が好きだ。味も良い。 そこへ良い色の茄子を置いてみる。なんとなく岸田劉生の絵のようだ。ついでに渋柿を日に当てて完熟にしたものを置く。...
View Article雑誌を信じることなかれ 1
こういう時代になってくると、『脳みそに知的フィルターがない人は、スマホや雑誌を見れば見るほど、どんどん頭が悪くなる』と私は思う(笑)。 脳という精密な有機物コンピューターに、どんどんおかしい情報とソフトウエアをフィードしているわけですから。しかも、自分の中におかしい情報を入れられてしまっていることに多くの人が気がつかない。...
View Article雑誌を信じることなかれ2
さて、さらにその雑誌記事を読み進むと、さらにおかしいことが書いてある。『外装変速器はフランスから大量に輸入されていた。フランス製であっても、実は工業技術力の高い英国で生産された逆輸入品もあったのだ。たとえば、フランスのオスギアは、英国のコンストリクターで、大部分の製品が生産されていた』とありますが、前代未聞の珍説です。...
View Articleインターミッション
あまりに『ヲタク』な自転車の話が続くと、毎日のぞきに来ておられる方々が退屈されると思うので、ちょっと違う話(笑)。 私は人生の前半、かなりの期間、旅に生きていた。常に旅行しているか、外国にいることが多かったのですが、『目覚まし時計無しで生活していた』。 いまでも、私はひとつも目覚まし時計を持っていません。携帯の目覚ましも使ったことがありません。...
View Article世の中の仕組み
フレーム材量が届きまして、いろいろと考えることがある。じつに独特な油の匂いがする。1本づつ、丁寧に内側に色を付けて、チューブの種類が現場の工房で混乱しないようになっている。最後期の英国でやっていた頃のレイノルズは表に文字で記載があった。こういうものは加工プロセスで消えてしまうわけですから、一般の方はご存じないでしょう。...
View Article念力家族
昨日、友人と電話で話していて、『第六感の鋭い人』の話で盛り上がった。やはりその友人も「鋭くない人は危険に関する警戒心が弱く、何かパワーのあるものが手もとに来ても、それすら気がつかず、生かしきれない。一方で、そうしたパワーのあるものが鋭い人のところへくると、そのものが出すパワー倍増する」という考えでした。...
View Article好みの変化、時代の変化
昨日は恒例の古い自動車の集会があったので見てきました。昼から2時間ほどの気晴らし。 このところ、自分の中では好みのかなり大きい変化があって、『スポーツ』的なものにはまったく興味関心がなくなっている。...
View Articleパラレルワールド
『いまごろは?』と離れたところの様子を思い浮かべる人は多いと思う。 人であったり、場所であったり。これは空間的にものすごく離れたところの人やものを想う。 東京は12月のいまじぶん5度ぐらいですが、英国は1度ぐらいだ。私の友人の母親が、午前10時ごろにはいつも洗濯物にアイロンをかけていた。 『この時間は、ほっと一息つく時間なので、毎日、アイロンをかけながら日本に行っている娘のことを考えているのよ』...
View Article別の潮流のうどん
私は四国のうどんが大好き。ところが、ひのたまはちおうじから埼玉にかけてはうどんがあるのですが、『別のカテゴリーのうどん』なのです。 関東ローム層が小麦の栽培によいという話で、このあたりは『うどん』が有名です。興味深いことに、多摩のかいわいには、これを『蕎麦』という地元の人たちも少なくない。蕎麦粉は入っていないわけですが、打ち方が埼玉とは違って蕎麦のように打っている。...
View Article奇妙なこと
母の点滴を外して1週間が経過。これはややむくみが見られたことなどで「もう、いらないと思うし、むしろ付けている方がマイナス面が大きい」と私が提案して、そのようになった。...
View Article野菜!命!
私は外食がつづくとどうも具合が悪い。ある程度の期間当ブログを見ている方はおわかりと思いますが、私は世の中で話題の店の行列食にもまったく関心がない。 たぶん、食事とかうまい食べ物に関する『定義』が違うのだと思う。基本、野菜はけっこうとります。外食すると野菜が少ないのと、揚げ物や炭水化物の多さでげんなりしてしまう。...
View Article日々の水源
仲間がクラシックな冷蔵庫を買った時、『R&Fさん、これには食べ物を貯蔵する喜びを感じますよ。今の日本の冷蔵庫にはそれがない』というようなことを言って、なるほどなと思った。 同じようなことは、私は火鉢にかかった鉄瓶とお茶の道具に感じる。これは抹茶のたいそうな箱書き付きの道具ではない。日々使う煎茶の道具です。...
View Article役にたつ、たたない
めずらしく、週末はお呼ばれで音楽会へ行きました。その場所へ行くのは2年ぶり。 年末にあと3回呼ばれているのですが、そのうちの2回は同日の同じ時間。そのダブっている2回はどちらも義理がある。『困ったな~』。出演者は知り合い2対1で、片方へ行けば2人に義理が立つ、もうひとつは1人に義理がたつ。...
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