昨日は恒例の古い自動車の集会があったので見てきました。昼から2時間ほどの気晴らし。
このところ、自分の中では好みのかなり大きい変化があって、『スポーツ』的なものにはまったく興味関心がなくなっている。
このところ、電気自動車の性能アップがすさまじく、ガソリン式はだいぶ分が悪くなっている。『音が大きく、排気ガス公害がひどく、振動でボディがビリビリとびびり、しかも遅く、たまに炎上する』というのではエレクトリックの速いものに、何で優位に立てるのかわからない。
いつも30km~120kmぐらいで走っているならば、その速度帯で楽しいものがよいと私なら考える。
最近のはつまらないし、そこに自動操縦の要素が入れば、『遊園地のコーヒーカップの乗り物』と選ぶところがない。
この『たのしい』というのは何か?というと絶対的な速度ではない。これはバイクでも自転車でも同じことが言える。私は一度、英国で蒸気のロードローラー(19世紀の蒸気機関車をロードローラーにしたようなもの)に乗せてもらったことがありますが、自転車程度の速度にもかかわらず、実に楽しかった。「ぽ~~~っ」という音まで機関車と同じだった。
今年もやはり、そういう意味で、『小さいクルマ』、『楽しそうなクルマ』にしか興味がわかず(笑)。速いクルマや大きいクルマにはまったくこころが向かない。
私はじつは、速いクルマや超高級車、超レア車を持っている人も、こころの奥底ではそう思っているのではないか?という気がする。私の父もそうだったし、私も超レア自転車に乗っている時は、きわめてしばしばそう思った。
普通の幸せにたどりつく人がいるということだろう(笑)。