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Channel: 英国式自転車生活
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世界は悪くなっている?

中学生の頃、世界美術全集をみて、『初期のクレタ・ミノア文明と初期ギリシャ文明はすごくよいが、ローマ時代とビザンチンはキンピカでおどろおどろしくて嫌だな』と思った。 ローマ時代のものは『うにょうにょとして複雑でデザインがくどいものが少なくない』、『ビザンチンは絵は下手クソだし、神がかったおどろおどろしさ、金属細工などはREY-九-車に通じるキンピカのいやらしさがある』と思った。...

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トータルなスタイル

私はどちらかというと「ひとつのライフスタイルの全体像」を掴みたく思うところがあるので、たとえば、1920年代の自転車に乗るとなったら、1920年代の小物や家具なども興味が出てくる。 それが1930年代になると、もう小物も違えば家具も違う。ファッションも違う。これはさかのぼっても同じで1900~1915年のものはまたちがいます。...

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朝の一服

お寺の一日は朝3時からはじまりますが、農村でも朝3時半とか4時とかには季節によっては田圃の水をみに行く人をみかけた。なんで、そんな人を見かけたか?というと、うちの菩提寺が遠くて、どうやっても4時間ぐらいはかかるのです。...

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『オーダー』という用語が誤っている

昔から『謎』でならなかったのは、『オーダー車』という用語です。たぶん、これは日本で使われていた『あつらえ』という用語に根をもち、それが1950~1960年代の、『デパートのオーダー服』などという語を経て、さらに意味がおかしくなっていったものだろうと私は考えている。...

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中古ハブ購入の用心

みなさん、中古のハブを買う時に、『見た目』と『球あたり』はみんな気にする。しかし、スポーク穴のまわりのコンディションを気にする人は少ない。 とくに、アルミ合金のハブの場合、私などは『触りたくない』感じのものがある。それはスポーク穴のまわりにシワがよっていたり、穴が楕円に伸びてしまっているものです。...

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累積疲労

ちょっと、この3日ほど、疲れの溜まり具合が限界なので、自分の食事を作る気も起らず、洋食屋へ行きました。ここは立派だとおもう。このくらいのコースで珈琲もついて800数十円。 ドレッシングが、ものすごく懐かしい銀座かいわいの昭和30~40年代の味がする。むかし、恵比寿と下北沢にこの系統の味のドレッシングの場所がありましたが、今はない。...

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後悔のない人生

コンビニに『プレジデント誌』があって、表紙に『シニアの後悔』トップ30という文字を見つけ、『ジャケ買い』してしまった(笑)。 自分で後悔することは?とふと考えてみると、じつは『たいしてない』(爆)。『自転車のことなぞ仕事にするんじゃなかった』ということぐらいか。まあ、儲からない、ストレスたまる、忙しい、身体に悪い、自分の時間が取れない。...

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むーみん、とーみん

中東であるとか、南ヨーロッパであるとか、アフリカなどでは『昼寝休み』があります。けだるい白日の夜。暑くて仕事にならない。これはなかなか良いものです。日本でも夏の昼寝は珍しくない。 一方で、北ヨーロッパや日本の北国や山里などでの冬の感じも独特なものだ。この味わいと風情は赤道直下の人にはわからないだろう。...

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捨てて、捨てて、捨てて、

空海さんの本を読んでいると、言葉を重ねる部分がけっこうあります。これは釈尊の言葉も同様で、古代インドでは、言葉を重ねたり、繰り返す場合が多かったようだ。 昔は書物がなく、口伝が多かったでしょうから、正しく伝えるためにほぼ同じ内容を繰り返す。どれかひとつが忘れられても、真意はほぼ正しく伝わる。 そして、タイトルの『捨てて、捨てて、捨てて』です。 これはそぎ落とし、そぎ落とし、そぎ落とし、でもある。...

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ボルサリーノの倒産

ネットでイタリアの帽子メーカー、ボルサリーノの倒産が載っていました。あのメーカーは、じつに良心的な仕事をしており、またその理念が立派でした。私の友人でヘルメットも『超特大でもキツイ』編集長の友人がいるのですが、ボルサリーノはその彼がしっくりかぶれる帽子を作っていました。 また別の友人は、こどもサイズがあうくらいで、なかなかしゃれたものがない。その両者がボルサリーノを愛用していました。...

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食べなければ命無し

今年も一年の切り替わりの冬至が近づきました。今年はずいぶん多くを学んだ年になりましたが、食事に関して言えば、『ものを飲み込むこと』という、それまであまり意識もしなかったことの重要性を考えることになった。『嚥下』の問題。...

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管理社会でファイナルクラッシュ

ここ数か月で鉄鋼や自動車の検査にまつわるスキャンダルが噴出しましたが、その前はドイツ車の会社ぐるみの排気ガス不正の問題があった。 そして、ついに新幹線まであわやの事故寸前のところまでいった。 これは私には、『会社のランニングコストを下げ、納期を守り、価格競争をしつつ、コストダウンをして利益率を上げ、、、』こういう果てに到達する状況にすべての分野が来ているように見える。...

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冬至と正月

もう何年も感じていたことですが、『クリスマスにクリスマスを感じない』。『正月に正月を感じない』。 クリスマスは、ヨーロッパの厳かな雰囲気とお祝い気分のまじった風情を知るものには、日本の『セール』のようなクリスマスは不愉快極まりない。...

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金、欲得を離れた世界

今の時期の街はクリスマスの活気にあふれています。『クリスマス商戦』という言葉もあるぐらい。文字通り『金儲けのための戦争』です。...

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遁世

うちへよく来る若手が『R&Fさんの言うような生活はよくわかるのですが、現実にそういう具合に生きたくても、仕事がそういう生活をさせない場合もありますよね』と言っていた。 たしかにそうなのです。いまや、昔の文人のような生活をすることは極端に難しい。...

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人は生身

年末になって、今年を振り返ると、ずいぶんと人が入れ替わっている。近くの名刹の御前様も遷化された。ちょっと求心力の軸がみえない感じが今はする。 自転車界でも例外ではない。『予備軍』も多い(笑)。人がひとりまたひとりと去り、また来る人もいて、それが世の中の『常』だ。...

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わかれる明暗

年末のあいさつに『たまじい』に電話。 「アナタ知ってるだろうけど、◎×先生まだ生きてるんだってね。」 「そろそろ100歳でしょう。」 「そんなに行くかい?」 「ふつうに数えて98、年が明けて99、神社や暦式に数えると100歳(母親の胎内にいるのがほぼ1年と考える)。 「そんなになるんか~。」 「この世に自転車のある限り、、、ハッハッハ。」 「ハッハッハ。」 「そちらは変わりはない?」...

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ああ、大晦日

今年は過去の人生で、もっとも疲れている大晦日かもしれない(笑)。 まわりと合わせて生きるというのはやさしい。しかし、そうした付和雷同ですべてを割り切っているばかりでは、社会はレミングの集団になってしまうだろう。 違った視点を持って、違うことをやる人間が絶対に一定数必要だと思う。 英語では黒いヒツジのいる群れは栄えるといいます。しかし、超マイナー集団でやっているというのは、あらゆる意味で骨が折れる。...

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来年はのんびり

毎年吉例になりました七福神めぐりですが、来年はいつもどおり3日、午前十時に大栗橋の旧道のたもとに集合、10時半出発です。ただし、来年は集団走行は『3福神』のみ。真照寺、石田寺、安養寺の3か所のみです。 ひとつには、私が母親の介護のこともあって、丸一日出ているわ件は行かないので、私は2日間にわけて回るつもりです。...

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あけましておめでとうございます

今年のスタートはちょっといつもとちがう。

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