登山家とジョギング・ランナー
夕暮れ時、あるいは夜、けっこうジョギングをしている人を見ます。そのほとんどの人がイヤフォーンをしている。どうも自分がいる世界に耳をふさいでジョギングをしているらしい。都心のお濠の排気ガスのすごいところでも見かけるので、あまり『いい空気』は関係ないらしい。...
View Article迎合せず
日曜日は昼食時、こどもの教育の話になりました。 なんでも今は親たちの競争心が強く、何歳で自転車に乗れるようになったとか、ピアノは何歳までにとか、英語は何歳までにとか、もうレースのようになっているらしい。...
View Article甘さでバテる?
さきほど、老母の部屋の空調から水が出ているのを発見。水浸し。 壊れたとなると、『熱帯魚の水槽の温度管理装置が壊れたようなもの』(笑)。あるいは『金魚のブクブクが壊れたようなもの』なので、また出費かと青くなりましたが、洗濯機に続いてまた自分で直した。作業時間50分。 ここ2~3日やっと使い過ぎた右腕がよくなってきた。使っていなくても『痛だるいような嫌な感じがほぼなくなった』。長かった。...
View Article苦戦しますな
今日も今日とて、さまざまな問題解決に翻弄させられた一日。カンパのグランツーリズモは生産から40年ほどたっているわけで、経年で具合が悪くなっているものがある。テンションスプリングの外側の樹脂のケースが収縮して、バネがうまくゆかないのがあります。今日いじっていたものも新品未使用でしたが、そういうハズレのひとつ。やれやれです。それは試乗で乗り出してみて、坂道でのテンションの具合ではじめて発覚したりする。...
View Articleちいさいサイズの自転車1
これはいったい身長がどのくらいなら『小さい自転車になるのか?』というと難しい問題なのですが、ひとつ言えることは、いま主流の700Cというのは、建築家のコルビジュエのモジュールの考え方から行くと、身長が170~175cmぐらいでもっとも自由が利く車輪寸法であると私は考えています。...
View Articleジェレミー風に
このところ気力的にも体力的にも消耗している。午後5時半で『気力残り5g』でタイマー点滅。 ストレス落としに『アニメ坂』を登り下る。 この坂、よくロードの人が登っていますが、斜度はスイッチバックになっているのでたいしたことはない。裏の荘園あとから給水塔に向かってのほうが坂がきつくてトレーニングになる。...
View Articleランス・アームストロングの本
昨日、ずっと横目で見て気になっていた『偽りのサイクル』堕ちた英雄、ランス・アームストロングを買いました。けっこう高い本ですが、かなり面白い。 英国ではずいぶん前から雑誌や新聞がランスの疑惑を取り上げていたので、2003年ぐらいから私の耳にも入っていました。サンデータイムズやサイクリングプラス誌も取り上げていました。...
View Articleちいさいサイズの自転車2
昨日の記事では「ヘッドチューブの長さ」の問題がよくわからないと思うので、写真を載せておきます。 黒いフレームは700Cでサイズが520mmなのですが、トップチューブとダウンチューブの隙間が2cmぐらいしかない。つまり500mmにすると隙間がゼロ。それよりちいさくすることは出来ないということです。トップチューブとダウンチューブがヘッド部分で食い合う。...
View Articleベルリンでもエボラ熱の危険
なんでもさっきのニュースで、エボラ患者に接触した可能性のあるアフリカ出身の女性が、ベルリンの求職センターで高熱を出して倒れ、エボラの疑いがあると診断されたとのこと。 こういう『無知蒙昧な行動』はじつに腹立たしい。エボラの人に接触した可能性があって、しかも仕事のないよその国に、倒れるほどの熱があって、600人以上も人のいるドイツ版ハローワークへいったい何しに来たのか?...
View ArticleDehydrating
ここ数日間はたいそう暑く、いくら水を飲んでも飲み足りない感じ。こういう時は水の摂り過ぎで胃腸をやられやすい。飲まないと、今度はこういう暑いときは脳梗塞や脳溢血を起こしやすい。 血液ドロドロの人は、夏も水分をきちんと摂り、脳梗塞に気を付けてください。...
View Articleタッチアップというもの
運送中、保管中、組み立て中に塗装を傷つけてしまうことはよくあります。 私は自転車の塗装に関しては、やや世の中とは違うスタンスでいます。 ひとつ、自転車は屋外で使うものなので、色は経年で紫外線で焼けてくる。私は頭の中で、『自転車の色は日に焼けても味のある色であるべきなのではないか?』とどこかで考えています。...
View Article定点観測
今日はみんな休みモードが終わってきているので、都心で打ち合わせ。久しぶりに3食自分で調理せずに済む。これは高齢者がいる人ならわかりますが、滅多にないこと。 最初の打ち合わせ午後1時~2時半。次の打ち合わせ4時。 この1時間半は、渋谷NHK周辺から世田谷へ抜ける裏道あたりを走る自転車観察に費やす。...
View Article善男善女
数日前、英国の自転車友人トニーと話しました。自転車の会議があった様子をきき、あちこちのクラブのサマーキャンプのことなどを話す。 英国では自転車趣味の『奥の細道組』の高齢化が進み、かなりの人が75~90の大台で、60歳なら一番若い部類だとのこと。 それはそうでしょう。イタリアでも、ウーゴもエルネストも70代の半ばを過ぎている。...
View Article次世代が良くなれば
私が一種後見人になっている友人の息子が、夏休みにブルガリアからトルコまで旅行し、あちこちでずいぶん自転車を利用したとのこと。 ブルガリアにはけっこうローマ時代の遺跡が残っているそうで、そういう場所を自転車で移動するのは楽しかったということ。そういう興味がそのままつながってくれればと思います。 帰りの飛行機はオランダでストップオーバーだったので、オランダでも自転車に乗ったという。...
View Article一言の万感
夢と現実、、、アームストロングに関する本『偽りのサイクル』を読んでいて、彼の周りに居た人たちの心理の動きが、ドラマや小説より面白いと思った。翻訳文章も自然でするする読める。 夢が現実に代わるうち、どんどん似ているけれども骸骨のようになってゆく。実現したように見えてまったく悲惨なものに変ってゆく。...
View Article群生
ずいぶん昔昆虫少年だったときに、バッタ、イナゴの類があるものは群れを成して雲のように移動して作物を食い荒らし、あるものは群れを作らないのが不思議でならなかった。 本で読んだのですが、同じものがだんだんその生活スタイルで別のものになってゆく。ググって見ていませんが群生というのではなかったか? 私はこれは昆虫ばかりでなく、人間も同じだろうと思う。...
View Articleザリガニ木の葉隠れ
「天善殿、なんでも最近通り魔に襲われたとか。」 「うむ。たしかにそういうことがあった。今はどこからいかなるやいばが飛んでくるかわからぬ飛び道具の時代ゆえ、油断も隙も無い。」 「その通り魔は知っている者であったのか?」 「いや。顔も知らぬ。ただ、小竹橋から一里ばかり離れた松田平稟堂の客であることは聞き及んでおる。不満をためた浪士。石橋藩で悶着あり、脱藩をし、転々として郷里へ戻ったと聞いておる。」...
View Article役目の変化
どうも英国のサドルバッグのいくつかがカタログ落ちしたようです。これは市場の回転の問題だろうと思うのですが、一巡したら、別のところへ移るということなのではないか?同じところで同じ製品を、同じような顧客に向けて作っていたら、今の時代に生き延びられない。 現代は一つの製品の生産期間が短いという傾向があります。...
View Article自然のすごさ
先週末、うちへ生のプルーンを送ってくださった方がいて、感動しました。私の若い時代、日本ではプルーンは見かけなかった。竜眼肉はこどものころ食べた記憶がありますが、プルーンは見たことがなかった。 最初にプルーンに接したのは1980年代のこと。それはジャム状になったもの。それからドライ・プルーンが入ってくるようになった。この歳になるまで、生のプルーンは手にしたことがありませんでした。...
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