モンテカルロへの登場1
私が高校の時ですからもうずいぶん前の話です。自動車雑誌などでよく見た『モンテカルロ』がどういうところか、はじめて全体像がわかったのは二番館で観たディートリッヒの映画のおかげでした。 当時の邦題は『モンテカルロ伯爵夫人』だったか?海外では『モンテカルロ・ストーリー』で知られています。...
View Articleモンテカルロへの登場方法2
モンテカルロがディートリッヒの映画のようになったのが何時のころか?というのはよくわかりませんが、英国では保養地BATHがひとつのありかたを決定したと思う。 昔の国王は領地に城をいくつも持ち、そこを転々と目を光らせて移動していたわけですが、反乱も心配ないとなると、暑いときは涼しいほうへ、寒い時は暖かい方へというのが当然でしょう。...
View Article直せないもの
インドへ行ったとき、かの地では100円ライターの石を替え、ガスを入れて再生しているのでビックリした。日本でそんな危険なことをする人は居ません。 そんな彼らもクオーツの腕時計だけは敬遠した。「これは修理できないからダメだ」と。 そこから考えると、電子部品満載の自動車も敬遠するでしょう。...
View Article台風前のにゃんこ先生
東京の西の方は今日はざーーーーーっと前が見えないくらいの雨が定期的に降り、風もすごかった。 蕎麦屋の横町のねこが、昨日は隠れモードでしたが、そのくらい隠れても、今日の風では効果ないと思うな。 彼らは気圧の変化で何かわかるんでしょうね。クルマの下から出てきた方は宇宙船から出てきたような顔をしている。ET.Cat。そういえばレッドドワーフにもねこが乗ってましたね(笑)。
View Articleオヤジデザイン
映画モンテカルロ・ストーリーの話がでましたが、私はあれに出てくるデシーカのディナージャケットとダニエル・クレイグのディナージャケットを頭の中でくらべてしまう。 どっちもいいのですが、たぶん、若いころのデシーカはクレイグぐらいに着ていたと思う。 しかし、クレイグに今、デシーカのように着ることは出来ないだろうとぼんやりと考える。...
View Articleなぜ足を固定しますか?
私は半世紀近くまえにトークリップストラップを付けて、足をペダルに固定していました。それが今はトークリップもストラップもビンデイングペダルもやっていません。 やはり同じころ、私はスキーもやっていた。最初はHOPEのビンデイング、それがチロリア・ロケットになり、イタリアのコーバーになり、最後はジャン・クロード・キリーが使っていたのと同じネバダのステップインにした。サロモンは使わなかった。...
View Article八百比丘尼(はっぴゃくびくに)
日本の古い話で、800歳まで生きた尼僧の話があります。一種の不老不死の話ですが、 世の中にはうらやましいほど歳をとらない人がいる。たぶん、加齢の速度というのは血筋ではないのか?という気がする。べつに運動もしていないのに昔のままだったりする。 一方であれよあれよと、見る影もなく昔と変わってしまう人もいる。 日本人はわりと年より若く見えますが、北ヨーロッパのほうでもずいぶん歳をとる速度が遅い人がいる。...
View Articleシエスタ・モード
早いところではすでに休みは終わり、昔ながらのところはこれから。うちは「このあいだの三日の土日が休みだったかな?」というぐらいです。 さすがに累積疲労はたまり、また暑さで寝不足気味でもある。30度までなら夏も気持ちがいい。それを超えるといけません。ただし、南仏や中東のように湿度が高くなければ疲れない。...
View Article脱皮出来ない蛇は滅びる
タイトルはニーチェの一言ですが、自分の歳になってはっきり感じるのは、ある一定の年齢に達すると自分のカラに閉じこもるように保守的になって違ったことが出来なくなる人が多いということです。 50歳を過ぎると完全に後ろ向きになっている。『若いころ』に戻るのが加齢に反抗することと勘違いしている。...
View Article油断していると
食事の味の変化というのはけっこうあると思う。昨日はもらった『鯛釣りビール』を飲んで、一缶の4分の一飲んで捨てた。美味いと思えない。「味変わったな」と思ってやめた。浅比の傘下に入って不味くなったと思う。ラインアップが変わると、同じラベルの物の味が変わるのは日本では実によくあること。他社のビールでも味が目まぐるしく変わっている。 独逸のアウグスティーナなら3パイントは飲める私が缶4分の一飲めなかった。...
View Article野生の懐に帰れ
どうも現代では「文明から文明へ」「都市から都市へ」「人工都市生活から仮想ネット世界へ」という移動で遊んでいる人がほとんどのようです。 「テーマパークへ行く」などというのも「人工世界から人工世界へ」ということになる。 犬を散歩させていると、用を足した後、アスファルトの上でもシャッシャッと後ろ足で泥をかけようとしますが、どんなに都会生活をさせても、犬も鳥もねこも本能的な部分は消せない。...
View Article夏のお茶
こう暑いと買いに行くのもめんどう。自分で寒天で作るに限る。 ちょっと杏仁豆腐風にスパイスを使い、ラムとコアントローで深みをだし、果物をいれてある。 甘味はメープルシロップとキビ砂糖のハイブリッド。 かなりいけるんですが、一回に作る量がナベひとつなので、今度は最終味付けのところでグレープ味とか変化を付けてみるかなと考え中。...
View Article物質的なものを押さえたあとで?
本当に質の良い良いものを計画的に買って、物がそろうと、さて、何かを追い求める生活が静まって来る。そこでなんだか生命力そのものが弱まったり、ぼんやりと無気力になったり、『目的喪失感』が起こったりするようです。 どうも、それは早い人は40歳ぐらいで来るような気がする。 英語ではBurn outと言ったりする。『燃え尽き症候群』。...
View Articleお盆らしい話
関西へ結婚で引っ越した友人が、こどもを連れてお盆で東京へ帰ってきて、滞在ののち帰る時、駅へ見送りにきた父親の目がうるうるだったという話。母上はつい最近NAくなっている。 だいたいこどもというのはどういうものだか年寄が好き。それは何らかの理由で本能的にそなわっているのだろうと私は思う。世代の違う一族が一堂に会する。お盆はそういう意味でも意味深い。...
View Articleマハラジャの自動車
その昔、ギリシャの船に『眼』が描いてあるのを見て面白いなと思ったのが、ふと記憶によみがえりました。船は木でできた人の作った乗り物以上の何かなのだなとその時思った。...
View Article体力と相談
私の年齢に到達した人はある程度みんなそうだと思いますが、『無理は利かなくなっている』。体力的にも、反応速度においても、身体を酷使したあとのダメージに対しても。 ヘンな話、膝や腰の軟骨というか椎間板というか、そういうものが『薄くなっている自覚』がある。痛いというのではないが、『磨り減ったな』という感じがあるのです。ぐいぐい無理して痛くなったら治らないのではないかな?という恐怖心もある。...
View Article送り火の日の虹
昨日の話。空に微かに虹色が。しだいに濃くなってきて、立派な虹が出ました。 写真には写りませんでしたが、欄干のような2重の虹が上に出ていた。 昔の人なら『送り火の日に、お帰りになる橋が見えるとは、これは滅多に見れない不思議』と大喜びしたに違いない。 うちにも昔の人がいたな、と声をかけると、やはり大喜びしていました。 わずか10分ほどのことでした。方角もあるし、多くの人が見逃すのだろうなと思う。
View Article利潤の街並み
昨日はばらばらに3人訪問者あり。うちの最新型に乗った人が徘徊途中に寄る。もう一人はやはりうちの自転車に乗っている人で、古い英国車両で試験走行がてら登場。もうひとかたはもとメーカーのテストライダーで在ヨーロッパなのですが、法事で里帰り中。 みんなでとっかえひっかえ自転車に乗ってみて、ガヤガヤと。...
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