リチャード・アッテンボロー
24日、私の好きな監督の一人リチャード・アッテンボローがNAくなりました。90歳。 多くの人が『同じ名前の俳優がいなかったっけ?』と思われるのではないかと思います。...
View Article応力割れ
ひとつ前のページのマルーンの車両の方が、ピラーに手持ちのサンツアーの嵌合式のものをいれたところ、ピシッという音とともにはめ込んである部分が回るようになってサドルが固定できなくなるということがありました。 サンツアーの古い嵌合式のものでそういう具合になってヒビが入ったのを見るのは4個目。...
View Article答えがないかもしれない設問
昔、漆芸の人間国宝の故松田権六氏が、「昔あったものをそっくりそのまま、おんなじに作るのはわけないんです。昔のものと同じぐらいよくって、違うもの作れっていうと、これがなかなかどうして、ちっとやそっとじゃできないんです。」と言っていた。 ある種のものには常にお手本がある。絵でも先生と同じに描く場合がある。それを何世代も続けていると『抜け殻』になって、まったく死んだものに変わってしまう。...
View ArticleSHABBY CHICな人生
私の人生の師とでもいうべき男がいるのですが、彼の家はじつに落ち着く。古ぼけているのだけれど汚くはない。庭は芝生のあちこちに野の花が咲き、背の高い草は背丈ほどある。 私が窓から外を見ていたら、隣に来て「すこし芝刈りをしたほうがいいかもしれない」と一言。もちろん冗談。そういう状況ではないほど野生のまま。 彼からしたら、芝刈りをするぐらいなら友人とモーニング・コーヒーをしていたほうがいい具合なのでしょう。...
View Article真鍮とブロンズ
この2つはよく混同されるのですが、正確にいうとブロンズは燐青銅(りんせいどう)です。見た目はほとんどわからない。 ただ燐青銅のほうが硬く、バネ感がある。バッテリーランプの端子に使われている板は燐青銅です。 なので、バッテリーボックスやバッテリーランプを修理するのに真鍮板をつかうと、へにょへにょでうまく接触しません。...
View Article危険水域
私もさまざまな趣味分野に顔を出してきましたが、自転車の世界というのはかなり特殊な感じがします。 おととい、あるメーカーの人と話していて「自転車の世界は狂信的にひとつのことをやっている人が多いですね。内部の派閥抗争もすごい気がします」と言われた。 別の人から「この人のところへ行ったらこの人の名前を出してはいけない、、というような地雷を踏まないチャートをR&Fさん作ってください」と言われた。...
View Article秋のような梅雨のような
ひのたまはちおうじのほうでは9月末~から10月に鳴く虫が昨日ぐらいから鳴いています。完全に季節感が狂った感じがする。なんでそんなことを書くかというと、私の家族が9月末にNAKUなった時、その虫がたくさん鳴いていたのを思い出したからでした。 今年はそれでもまだ一匹のカマキリもカタツムリも見ていません。 こういう暑くなったり寒くなったりでは自然も対応がむずかしいでしょう。...
View Article存在しないお話
なんでも児部利のMさんが引退して、後任にANNノさんがなるという説が浮上しているというニュースを読み、なんというか、暗澹たる気分になった。 私は彼の『絵蛮蹴り音』が大嫌い。Mさんも3分と見ていられないと言ったのではなかったか?...
View Article一般の感性と向き合う
ある方と電話で話していてこんな話が出た。 「自転車は微妙なところにある趣味なんですよ。すごいスポーツカーなら彼女を乗せてレストランでも海でも古都でも行けますが、2人乗りは禁止だし、彼女が自転車移動が嫌いだという場合もありますしね。だから女性用の自転車、女性が乗りたくなる自転車を開発するのは、そういう状態を救済する意味合いもあるのです。」...
View Article作るための道具
自転車もほかのものもそうですが、それまでと違うものを作ろうとする場合、それを作るのにいままでにない機械や治具を作らないといけない場合があります。 バルケッタも5つぐらい治具を作った。リアキャリアは小物の抜型も入れれば9つ道具を作った。 通常どこにでもあるもの以外を制作するとなると、そういう道具の制作がたいへん時間がかかる。...
View Articleワードローブ
英国にいた時、年に2回、2つの店から大判のカラーの秋冬物のカタログが届いたのを思い出しました。 それがこれ。当時、私は『これはいったい何歳ぐらいを英国では対象にしているのかな?』と思ったものでした。 どうも、日本におけるマーケテイングよりずいぶん若いのではないか?という印象があった。 ズバリ。30~45歳だと思う。上限で50歳。それ以上はまた別の老舗の範疇になるという印象。...
View Article気候変動
先週はデング熱騒動で代々木公園が閉鎖されたようです。もはやせせらぎもありませんが、童謡「春の小川」の舞台がそんなことになるとは、こどものころには考えもしなかった。 昨日テレビをずっと『立ち見』していました。英国などをはじめとする世界の気象庁や研究機関の最新の研究成果をやっていた。...
View Article古い世界の記憶
経済の原則で、たくさん作れば作るほど単価が下がるということがあります。 自動車の場合だと一つの生産ラインに何十億円もかかる。それをいかに安くするかで、まったく新規に作らず、組み合わせを変えたり、違う自動車で同じトランクやボンネットのパネルを使ったりします。 メーターやシート、カラスのウインドーなども同じものを違う車種で使ったりする。エンジンも共有します。それを販売戦略とブランドでマーケティングする。...
View Articleオオミズアオ
昨日はうちの前の街灯にオオミズアオが飛んできていました。ずいぶん久しぶりに見た。 街灯の周りを舞っているのは壮観です。スズメより大きいのではないか?と感じさせる。 これ、じつはフクロウ・ミミズクの大好物なのです。これがたくさんいるようなところには彼らもいる傾向がある。 オオミズアオの口はカゲロウと同様に退化していて、産卵を済ませると何も食べずに死んでゆきます。 ところで、彼らがなぜ街灯に集まるか?...
View Article夏の動き
今年の夏は自転車の本が出ませんでした。だいたいボーナスシーズンにぶつけて、だいたい4~5社が2冊づつぐらい出すのがパターンだったので、10冊ぐらいは出ていたわけですが、多い年は新規参入が数冊あって、15冊ほどは見かけた。今年はパーツ本ぐらい。ネタぎれでしょう。...
View Article恒久的ですか?
ネット上のニュースを見ていると、実にその反応も含めて興味深い。 なんでも隣国で「自撮り」の写真の人気が強く、日本のカメラが人気というものでした。そうするとそこへのコメントが、「あの国には作れまい、、」のようなコメントへ何百もイイネがつく。 おめでたいなと思う。...
View Article変化した『本』の意味
昨日、町へ出たらある大手のA書店が店を閉めるという張り紙がしてありました。かつては地域最大と言っていた。それが『都内最大の品ぞろえ』のかつてのデパートのワンフロアーすべてが書店、のところがあらわれると、そこへゆく人がいなくなったのか、客足が減った。 A書店は、迷走して、まず雑誌屋状態になり、そのあとフロアーの半分がマンガになり、そしてとうとう閉店となった。...
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