我が街っく天国、聖跡
1位一宮神社、2位金毘羅神社、3位天守台、4位いろは坂、5位サイクリング・ロード、6位ねこのロータリー、7位一宮神社脇の魚のいる堀、8位多摩川、9位関戸橋、10位聖跡記念館、11位交通公園、12位一宮渡し、13位日本アニメーション、14位古戦場、15位一宮渡し、16位多摩邪宗門、17位小島商店、18位ケーキのププラン、19位ロージナ、20位古書玉椿、21位和菓子伊勢屋、22位京王デパート、23位すみ...
View Article時計店の内部の時間
私はヨーロッパでどこが好きと言われると、時計店のなかの音空間が好きです。どういうものだか、クオーツのチクタク音はすごく耳ざわりに感じる。私は、なので、クオーツに関しては音のしないものしか買いません。 あと、ビートの速いものも嫌い。速いものの方が正確になるのは当たり前ですが、あのせわしない音が厭です。...
View Articleコスメティックは最後に
昨晩、寝る前に1時間ばかり時計をいじって、動かしてから寝ました。「朝起きても動いていますように」。 さっき見たら20時間以上動いていて、けっこう時間があっている。「完全に不動品」、「部品取り用」として引き取ったのですが、まったく問題ない。なぜ、これを「部品取り用」としたのかわからない。みんな、機械の故障に対してあきらめやすくなっているのではないか?...
View Articleフランク・パターソンという存在1
私が自転車を始めた頃、もっとも気になった存在はフランク・パターソンでした。 なぜあれほどパターソンの絵が気に入ったのか?これは自分のこころを振り返ってひじょうに興味深いと思うのです。「芸術のちから」というほかない。そもそも、最初にパターソンの絵を見たとき、それがどこの国の人かも私にはわからなかったわけですから。...
View Articleフランク・パターソンという存在2
実際の話、私は小学校5年のときにフランク・パターソンに取り付かれまして、早々にサドルバッグ派にあこがれ、中学1年の時にはすでにフロントバッグをやめていました。 英国へはじめて留学した時、まず自転車が気になったのですが、残念ながらパターソンの絵にあるような自転車は最初のころは眼にすることがありませんでした。...
View Articleギアの段数、簡単な話
先日、ある方から、「5段よりは6段のほうが山は登れますよね」と訊かれたので、そんなことはないとお答えしました。初歩的な話なのです。 写真に出したのはどちらも6段変速ですが、片方はローが26T,もう一方の金色のほうはローが21Tです。どういうことかというと、金色のフリーではローまでギアを落としても、もうひとつのほうのミドルギアぐらいの軽さしか登り坂で得られない、ということです。...
View Article大日本レーサー一区切り
背骨の具合がすぐれず、ぼちぼち別の作業を。じみな小さい作業。 懸案だったヘッド小物の欠けはスズで埋め、内側のベアリング滑走面は熱でダメージを与えることなく完了。以前は回っているベアリングが見えていた。あとはスズがくすんでくれば、直したところは見えなくなってくる。日本製のこうした戦前物の「じかわん」のヘッドセットなどまずありません。...
View Article地震活発期
富士山から伊豆半島、そして伊豆諸島までは同じ火山帯であることが知られていますが、富士山も箱根も三宅島もこのところ鳴動している感じです。 さらに淡路島の地震もありましたし、東北の地震以来、「安定が崩れている」ので、それが安定するまでまだいくつか大きい地震がきて、ひずみが少なく安定した状況になるのにかなりの時間がかかると思います。 関東とか東南海とかは巨大なのがいつきても不思議はない感じがします。...
View Article不思議な夢
昨日の明け方奇妙な夢を見まして、鮮烈な印象を残しました。 私の英国での恩人がにこにこして現われて夢枕に立った。いままでその人が夢に出てきたことはありません。それが奇妙に現実と関連しているところがさらに不思議でした。 「最近、英国にはさっぱりこないな。6年?ちょっとこっちから来てみた。」 「Good heavens!よくたどりつけたね。それにずいぶんリアルだ。」...
View ArticleThe tree is known by its fruits
「木はその果実によって知れる」という意味ですが、これはさまざまな意味を持っています。もとは聖書のひとこと。 私は、その人の交友関係を見ると、非常に深層の部分が見えるような気がします。 さまざまな人からさまざまなものを引き出されて、その人の個性がある。なので、交友関係が変わるとその人が変わるのはもちろん、顔つきまで変わってくるから興味深い。...
View Article新緑のひのたま
新緑まっただななかです。 数百年前の樹々を眺め、巨大な天然の藤の満開を見る。 木漏れ日のほの暗さのなかの燃える新緑に、セメントの箱の中の光はどんなに輝かせようとかなわない。 微かに残る、かつてはお茶を自給自足で育てようとした痕跡。 木漏れ日の柔らかい翠の光には、原子の威光で、数十億萬円の御殿に住む栄華をきわめた者たちの贅沢も色褪せる。...
View Article雉見翁2
雉見翁は手製の上着をきてあらわれた。 「よくお出かけ下された、まあ、こちらへ。」 「我が予想をはるかに超える優雅なる侘び住まい、ただ感服するのみ。」 「侘びも過ぎれば貧相に堕ちる、ほら、ご覧あれ。茶室の屋根なども葺き替える金子がなく、安い波板で張っているしまつ。」...
View Articleいわゆる英国病について
私が英国へはじめて留学した頃は、英国は不況の真っ只中でした。 サッチャー旋風も吹き荒れず、ダイアナ・フィーヴァーもなく、土曜日はみんな半ドン。日曜日はほぼすべての店が閉まっていました。...
View Article雉見翁3
雉見翁の山は日本の原風景の心地がした。 「向かいの山もまったく同じような林に覆われた山であったはずだが、なぜ、かくも異なる道を歩んでしまったのだろう?」と天膳は思った。 こちらの山には鳥獣が遊び、向こうの山に何もいない。独特の匂いのする異国よりもたらされた街路樹が植えられ、草に至るまで異国物、しかし決して欧羅巴にはかなわない。...
View Article「常識的に考えて問題あり」
朝食前にネットでニュースを読んでいたら、時事通信社のニュースで、福島市のNPO法人「市民放射能測定所」が福島県内の福島市の県立高校のプールの底の汚泥から1kgあたり10万4100ベクレル、伊達市の県立の高校のプールからは11万9461べクレル、南相馬市の高校からは8468ベクレルを検出したと言うニュースが出ていました。 プールに水が流れ込む小川やせせらぎがあるわけではない。...
View Article文殊の智慧無き贋「もんじゅ」
今日のニュースで、もんじゅの破砕帯は活断層ではないとの結論だそうです。 それなら何なの?そっちをメイン・タイトルにすべきでしょう。「どっかのおじさんがバラスでも撒いたの?」 まあ、MOX燃料がすでに日本へ向けて出港したあとの発表というタイミングをみなさん考えるべきでしょう。 雷神の第一公理...
View Article持てる者、持たざる者
私はこのごろ、「21世紀に入ってから、人間のレッテル付けが進んだのではないか?」という気がものすごくします。 財布をちらりとのぞく、カードの枚数とカードの色でどのくらいの収入の人かわかる。さらにフェイスブックを見れば、どういう交流関係かわかる。学歴もわかる。国際的に見れば人種もわかる。 しかし、ほんとうのところわからないのは「その人はどういう人か?」ということです。...
View Article人並みに休む
どうも月曜日、火曜日に酷く体調を壊したとみえます。理由は相も変わらず、『古い自転車部品』のことで、自転車屋の倉庫へ討ち入り、やれオールド・カンパだ、サンツアーのハブでないとならぬ、鉄のハンドルだ、と言う人がいるので。 しかし、ああいう、自転車屋の倉庫のなかのホコリは原発事故のあとの有害な塵などが大量に積もっているのではないか?古い建築だから隙間だらけですから。...
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