若い世代は?
近頃の若い人を見ていると、『一打逆転のチャンスがきわめて少ない』ように見える。これは、別の言い方をすると、中学生ぐらいまでの間に、どうしようもないスタートラインの差がついてしまうということです。 先日、MIYAさまのGO-KON約のお相手の少年時代からの経歴をみて、ふ~~~んと感心した。もう両親がそうとう裕福で、かつ自分自身の人生の自由度が大きくないと、あの経歴でこどもは育てられない。...
View Article異常気象2
今回の豪雨はたいへんな被害をもたらしましたが、これはいままでのような崩れやすい山の斜面にネットを掛けたり、河川の土手を補強したりというようなことでは、ちょっと対応できない。 さらにこういう豪雨が毎年来たら、経済的にも、とてもではないが持ちこたえられないだろう。 しかし、このところバングラデッシュなどでは定期的にこうした気象災害が起こるようになっている。日本も他人ごとではない。...
View Article路上対決?
自転車で夕暮れ時走っていたら、前方でなにやら起こった。 おっ!と、物見高いR&Fはカメラを取り出す。いつもブログアップ用に使っているカメラは単三電池4本ぐらいの重さの8年落ちぐらいのカメラ。携帯で撮るより速写性あります。 その前の『え~おす』はレンズ・カバーが不具合になったりで乗り換えた。レンズはライカのエルマリート。望遠もよく利く。...
View Article日本でのものの決まり方
たぶん、これは日本本来の姿ではないのですが、マスタープラン無しに、いつのまにか物事が決まっていて、それがじつに長期的、論理的に考えておかしな風に決まる。 私は社会人になる手前から、今日に至るまで、その不条理、不合理と戦ってきたようなもので、今ぐらいになって、『いや、もう自分は年齢的にもそういうことを続けている歳でもないから、あとは若い連中でやってくれ』という気になっている。...
View Article物離れ(モノバナレと発音してください)
すごく正直な話、ここ1年ぐらいでいよいよモノに対する執着はなくなって来た(爆)。このところ、クルマなどにもまったく執着がない。 ただ、『スタイル』これは『自分の雰囲気』とでも言うべきもので、日本語とはニュアンスが違うが、それにはいよいよはっきりした好みが出て来ている。...
View Article旅慣れて
若いころはずいぶん旅慣れていて、スタンドバイ・チケットで、突然安いチケットを手にして、数日でいきなり英国へ戻ったり、英国からヨーロッパへ行ったりしていた。つまり、1~2日でカバンを、スーツケースを持って、ひと月でも半年でもいなくなってしまう(笑)。...
View Article気候変動
このところの暑さで、思わず『昔の7月中の気温』を検索してみた。やはり1980年代後半からじわじわ上がってきている。 海水温の上昇はより多い水蒸気を梅雨前線や台風にもたらす。今年のような大雨が毎年のように来るようになったら、土壌流失などで、じわじわと農業が痩せてゆくだろう。...
View Article陰気なヨーロッパ
ウン十年前のこと、それまで展覧会の絵画や、翻訳された書籍、コンサートを通じてしか知らなかったヨーロッパへ上陸した時の話。 私は第一印象とかその土地で最初に受ける感じと言うのを非常に大事にする。第一印象というのはだいたい間違っていない。第一印象が暗いというのは、草の生えない土壌のようなもので、いくら頑張っても植物、とくに巨木などは生えない。...
View Article乗り物の文化
英国の自国の自動車メーカーはどこも買収されて、いまやみんなよその国のメーカーになっている。 今回は『ロールス・ロイス』の話をちょっと書いておこうと思うのです。この話はミniの45周年誕生パーティーの夜、アレックスとローヤル・サルートを飲みながら話していたことですが、彼は『ミniは英国の文化そのものだ。あれは英国に残すべきものなんじゃ。』という彼の話から、『文化』と乗り物の話になった。...
View Article灼熱地獄
このところ日本各地で灼熱状態が続いていますが、私がぼんやりと考えるのは、10年後、20年後はこういう激烈な熱さの夏がふえるのだろうな、ということと、海水温の上昇でモンスーンの具合が変わり、雨雲はより多くの水蒸気を含んで豪雨を降らせ、いままでと天気の様子が変わるところが増えるだろう。...
View Article緑茶で気合を入れ
このぐらい暑くなると、どうも紅茶も珈琲もピンとこない。 昼飯時にまたしてもドインド・カレー。 食後に『今日はチャィ、現地味でね。』 『ハイッ。リョーカイデース。』 これで通じるんだからスゴイ(笑)。こういう日はslow sipping teaでないといけない。水は入店してから出るまでに10杯ぐらい飲んだのではないか?...
View Articleこれは方向を見直すチャンスかもしれない
自分がアメリカの様子を眺めていたのはもっぱら1960年代からですが、父の影響もあって、1950年代のアメリカの雰囲気というのもよくわかる。 祖父が使っていたデスクはアメリカ式のロールトップデスクで、うちにある古い扇風機2台もアメリカのものだ。1950年代、60年代のハリウッド映画もよく観ていた。...
View Article因果
私のこどものころには、いまごろの夏祭りに『お化け屋敷』とか『見世物小屋』が立った。時代を感じます(笑)。学校の地区わけのグループの中でも、夏の夜のイベントがあって、『きもだめし』などというのが行われた。おっかない場所に何かを置いて帰って来るとか、置いてあるものを持って帰って来るとか、そういうきもだめしをした。...
View Article孤独のちから
なんでも若者の孤独感が問題になっているらしい。SNSをやっても何をやっても孤独感が消えないという。むしろ、より強く、真にわかってくれる人が欲しいという気持ちにさいなまれる。ブログでも何でも『いいね』がつかないと評価されなかった、認められなかった、とまた悩む。 これは学校の評価が『世間』に変わっただけで、基本的に個人の『周囲の反応に対する自分の持ち方は同じ』に、私には見える。...
View Article太陽を追いかけるのをやめ
ひまわりは太陽を追いかけ首をねじる みんな並んで同じ方向を見る いつも東から西へ しだいにそれに倦み疲れ 独り別の方向を向く どこへ?自分の足元へ 太陽が首すじを焼く ますます種は実り やがては帰る土を眺める その無数の種は宇宙の法則の模様となり その大輪の花はひとつの眼球になる その眼球は誰の眼球なのか? じつは、ひまわりはそこで太陽の一部と化す
View Article村落と自転車
私は『村』というコンセプトと『田園生活』というスタイルが、自転車を軸とするライフスタイルに欠かせないものだと考えている。 村の中での日常生活移動。それにくわえて村から村の中距離移動。『旅』としての速度を急がない長距離移動。そこで、田園生活の楽しみである農作物の入手、景色を眺めてお茶を一服。こうした生活を可能にする装備が積載できる自転車であること。...
View Article田園生活の自転車
ヨーロッパには『村の生活が実に良い場所』が少なくない。それぞれの家が庭があって、畑があって、納屋があって、いわば、そのひとつひとつが独立の小王国のように安心できる空間になっている。...
View Articleスマホに脳を置き忘れ
なんでもスマホにマイナンバー・カード機能搭載の法規制を政府がやる計画だという。 マイナンバー制度、英国では個人の尊厳に政府が介入する危険がとてつもなく大きいということから、近年廃止されている。 まあ、日本はそれをこれからやって、しかもスマホがないと何もできないスマホ依存の人たちをからめとろうとしている。...
View Article残り物
これは前にも数回書きましたが、『残っている物は何らかの理由があって残っている場合が多い』。 先週も、持ち込まれたそういう部品がいくつかあった。くるんだ防錆紙を開けてみたら、フロントのエンドが2つとも左用。これは真っ赤に焼いて反対側に曲げることも出来ますが、(そうするとヒビなど入らずに曲げることが可能です)しかし、やりたいことではない。...
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