今年は過去の人生で、もっとも疲れている大晦日かもしれない(笑)。
まわりと合わせて生きるというのはやさしい。しかし、そうした付和雷同ですべてを割り切っているばかりでは、社会はレミングの集団になってしまうだろう。
違った視点を持って、違うことをやる人間が絶対に一定数必要だと思う。
英語では黒いヒツジのいる群れは栄えるといいます。しかし、超マイナー集団でやっているというのは、あらゆる意味で骨が折れる。
電車の中で立っている人が、誰一人として傾きを止めようとせず、全員がもたれかかったら、それを受け止める最後の一人は大怪我をする。それどころか命にかかわるだろう。
自分がやっている仕事に関して、最近、よく、その最後の端にいる人になったような気がする。
ただし、私は今までの人生で、『だいたい先読みは当たっている』。これは不思議なのだが、『次に来るものがわかる』。
『ツイード着て、古い自転車で集まって、アイリッシュのバンド呼んで、、、』それは1993年からやっていた。『次に来るもの』はここ2か月ぐらいからだろうか、かなり私にははっきり見えるようになった。
自著がAMAZONで12倍以上に値上がっている(笑)。これは私の作った車両もアレックスやRHの価格とやがて並ぶかな?と考えたりする(爆)。
Youtubeで、昔、ヨーロッパの音楽祭へ連れて行った音楽家をYoutubeで検索してみた。全世界的にサムアップが付いていて、絶賛されている。36年前のアルバムなのに。海外の人がそれをコピーしてさらにアップしていたりする。惜しいですね。その音楽家、体力的な限界点にきているせいか、数年前に活動停止している。当時、400万円以上赤字を出した。もっと早くあたっていたらと思いますが、『自分は時代より進み過ぎていただけ』と、なんとなく満足がある。
人生というのは『いつも初めて遭遇するものに判断を下してゆかないといけない』というのはほんとうだ。
その時は、『ああ、損もしたし、自分が騒いでいただけで、大失敗だった』と思うかもしれませんが、数十年後振り返ると、それは決して失敗ではなかったことがわかる。そこで、そういう人を支えたというのは大成功だし、ほかにそこまでやった人はいなかったら、手柄は独り占めに近い。
ジャック・ラウッターワーサーにしても、あの時代、日本から彼を訪ねて行った人は私だけで、『オレの伝統は君が継げ』とか言われて、彼がサイクリング(本家、英国の雑誌)の編集長からもらった『これを君のサイクリング界での名声に捧ぐ』という一筆をさらに彼が上書きして、私にくれた。
成田に着いた時に『所持金3200円』だろうが、大成功だろう(笑)。そんなことは表から見えはしない。アレックスはTAROさんに『 R&Fはよっぽど裕福な資産家の家の出に違いない』と言ったそうな(笑)。アレックスもまさか私が成田について『リムジン・バスに乗れねぇな』という状況だったとは、知らなかっただろう(爆)。
普通は、最後のひとしずくまで経験に替えるような、無謀なことをする人はいないだろうから、そういう捨て身の人に、常識人は多くの場合かなわないと思う。
私は『熟慮は意識のほんの一部を使って決断しているの過ぎない』が『直観は無意識の力を総動員してすべての自分でも忘れている経験を使って決断している』と思っている。これをうまく、常に的確な直観が働くようにするのが、面白い人生のコツではないのか?
それは短期的には『無謀が原因の失敗』に見えるかもしれないが、一生のスパンで見れば、決して無駄な失敗ではない。12月30日の夜の10時過ぎ、その意味で、やはりギリギリで、未来につながる重要な糸が降りて来た。
そう考えると、今年も、母の入院から始まって、一命をとりとめたことからはじまって、最後まで『天のはからい』に助けられた一年だったと思う。
まわりと合わせて生きるというのはやさしい。しかし、そうした付和雷同ですべてを割り切っているばかりでは、社会はレミングの集団になってしまうだろう。
違った視点を持って、違うことをやる人間が絶対に一定数必要だと思う。
英語では黒いヒツジのいる群れは栄えるといいます。しかし、超マイナー集団でやっているというのは、あらゆる意味で骨が折れる。
電車の中で立っている人が、誰一人として傾きを止めようとせず、全員がもたれかかったら、それを受け止める最後の一人は大怪我をする。それどころか命にかかわるだろう。
自分がやっている仕事に関して、最近、よく、その最後の端にいる人になったような気がする。
ただし、私は今までの人生で、『だいたい先読みは当たっている』。これは不思議なのだが、『次に来るものがわかる』。
『ツイード着て、古い自転車で集まって、アイリッシュのバンド呼んで、、、』それは1993年からやっていた。『次に来るもの』はここ2か月ぐらいからだろうか、かなり私にははっきり見えるようになった。
自著がAMAZONで12倍以上に値上がっている(笑)。これは私の作った車両もアレックスやRHの価格とやがて並ぶかな?と考えたりする(爆)。
Youtubeで、昔、ヨーロッパの音楽祭へ連れて行った音楽家をYoutubeで検索してみた。全世界的にサムアップが付いていて、絶賛されている。36年前のアルバムなのに。海外の人がそれをコピーしてさらにアップしていたりする。惜しいですね。その音楽家、体力的な限界点にきているせいか、数年前に活動停止している。当時、400万円以上赤字を出した。もっと早くあたっていたらと思いますが、『自分は時代より進み過ぎていただけ』と、なんとなく満足がある。
人生というのは『いつも初めて遭遇するものに判断を下してゆかないといけない』というのはほんとうだ。
その時は、『ああ、損もしたし、自分が騒いでいただけで、大失敗だった』と思うかもしれませんが、数十年後振り返ると、それは決して失敗ではなかったことがわかる。そこで、そういう人を支えたというのは大成功だし、ほかにそこまでやった人はいなかったら、手柄は独り占めに近い。
ジャック・ラウッターワーサーにしても、あの時代、日本から彼を訪ねて行った人は私だけで、『オレの伝統は君が継げ』とか言われて、彼がサイクリング(本家、英国の雑誌)の編集長からもらった『これを君のサイクリング界での名声に捧ぐ』という一筆をさらに彼が上書きして、私にくれた。
成田に着いた時に『所持金3200円』だろうが、大成功だろう(笑)。そんなことは表から見えはしない。アレックスはTAROさんに『 R&Fはよっぽど裕福な資産家の家の出に違いない』と言ったそうな(笑)。アレックスもまさか私が成田について『リムジン・バスに乗れねぇな』という状況だったとは、知らなかっただろう(爆)。
普通は、最後のひとしずくまで経験に替えるような、無謀なことをする人はいないだろうから、そういう捨て身の人に、常識人は多くの場合かなわないと思う。
私は『熟慮は意識のほんの一部を使って決断しているの過ぎない』が『直観は無意識の力を総動員してすべての自分でも忘れている経験を使って決断している』と思っている。これをうまく、常に的確な直観が働くようにするのが、面白い人生のコツではないのか?
それは短期的には『無謀が原因の失敗』に見えるかもしれないが、一生のスパンで見れば、決して無駄な失敗ではない。12月30日の夜の10時過ぎ、その意味で、やはりギリギリで、未来につながる重要な糸が降りて来た。
そう考えると、今年も、母の入院から始まって、一命をとりとめたことからはじまって、最後まで『天のはからい』に助けられた一年だったと思う。