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Channel: 英国式自転車生活
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脳のリハビリ

このところ数年で、まわりで脳溢血とか脳梗塞とか、くも膜下とかでみまかる友人たちがずいぶん出た。仁さんから始まって、ジンダ君をはじめ、10人ほどになる。 リハビリ中の人もけっこういる。なかなか動かない舌、動かない腕を動かそうとするのはもどかしく、イライラするのだとみんな言う。話を聞くと、誰か家族が、たとえば指を曲げさせながら、本人が『動け~』と念じるやりかたが結果がよいようだ。...

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経験がほどける

さすがに連休の土曜日なので、午後に3時間ばかり自転車で『あてのない逍遥』に出た。 英国時代と今と何がもっとも違うか?というと『他人からの鬱陶しさがない生活が難しい』というところなのです。これは英国などに長期で住んだ人でないとこの感覚はわからない。 日本にいると、携帯電話は鳴る、固定電話は鳴る、メールは入る、宅配便は来る、内装屋だとか光回線の押し売りは来る、シューキョー勧誘は来る。...

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ミニマルで瞑想的

かつて『ミニマル・ミュージック』というのにずいぶんはまりました。これは短い部分を果てしなく繰り返してゆく音楽で、アフリカの音楽であるとか、インドのマントラなどはこの種類のものでしょう。現代音楽家のなかにもスティーブ・ライヒなどがいる。 アフリカの伝統音楽にもインドの伝統音楽のなかにも、そういうものがあり、日本にもある。どこか人間の本質的な部分にかかわっている音楽のように思える。...

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立ち止まって考えると

連休はお寺に行く用事があったのですが、タクシーの運転手さんとこんな会話をした。...

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大の字に畳の部屋で

このところ陽気が良いので、たまに窓を半分開けて大の字になって寝たりする。かなり寒い英国の気候に慣れているので、今の東京ぐらいの気温なら、寒いとほとんど感じない。 これが20畳ぐらいの畳の部屋で大の字ならもっとよい。...

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「はにかみ」の正体

シェークスピアの「ジュリアス・シーザー」の中に、ブルータスやキャスカなどに刺されて息絶えたシーザーの前で、アントニーが名演説をする有名な場面がある。『なぜ、シーザーをいたむ気持ちを隠そうとするのか?』と畳みかける。最後に彼は巻物を取り出し、『ここにシーザーの遺書がある。シーザーの封印もある』と大群衆にそれを見せる。...

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高齢者食

うちの近くにあった鉄道会社がやっていたスーパーは、ここ3年ほどで、どこも消滅しました(3つ以上なくなっている)。そのスーパーがあるから歳とっても大丈夫、と引越してきた人もいただろうと思う。 70歳~85歳~90歳となってゆけば、すぐ近くにスーパーや商店街がないとどうにもならないだろう。...

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あたまの散歩

「自転車に乗って何をするのですか?」と訊ねれば、「何をいまさら!」と思う人が大半なのではないか? 「何が面白いのですか?」と言えば、さらにはっきりする。...

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無駄を省いて

日曜日は朝電話があって、旧知の仲間が急な出張でイタリアから東京へ出て来ているとのことで、夕方から会って食事を一緒にした。彼は巨大なアルミケースを持って、空港から直行してきたかのようなモード。月曜日から仕事の打ち合わせで、水曜日は日本を飛び立つ。ヨーロッパ行きはだいたい午前中か午後1時ぐらいまでのものが多く、夜こちらを立って、夜向うへ着くのはアエロフロートであるとか、主流でないところが多い。...

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誤った方向性

昨晩、テレビで自動車が電気自動車化してゆくことの話をやっていました。人のテレビだったので、ぼんやりと聞いていた。 私は終始、『う~~~ん、それはどうかな?』という思い。モーターサイクル市場がいまや日本では『瀕死の惨状』なのに懲りず、似たような道筋をたどっているように見える。...

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The car must be British

この夏、私の英国の友人の一人が再婚し、もうひとりの別の友人の奥方が血液のガンになった。両方ともよく知っている。ほんとうは英国へ行きたかったのだが、うちの母親のこともあって、どう考えても無理。 その血液のガンになった友人の方の夫婦は、イーストアングリアの田舎町で結婚式をあげたのだが、夢のように美しい結婚式だった。あれより美しい結婚式は今に至るまで見たことがない。...

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Yahoo ブログの不具合

『Yahooブログが新しく生まれ変わります』と広告がよく出ていますが、それに付随しているのかアップするときの不具合が連発している。このところ3回ぐらい長文の書いたものが消滅した。『投稿ボタン』を押すと『このページから移動しますか?』の表示と共に書いたものが消える。少し前には英文の意味不明なワーニングが出ることがあった。...

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英国の機械

最近の学校にも『理科室』というのが、むかしと同じ風情であるのかどうかわかりませんが、科学実験の機械とかはなかなか面白いものだった。私などはあまりに『ひねりが利いている設計』よりは『実直で真面目な感じ』が好きです。...

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脳の老化

『脳の老化』というのは、まあ、普段はあまり話題になりませんが、私はけっこう気にするべき事柄だと思う。脳は年齢とともにどんどん重量が減って行くことが知られていますが、極端なダィエットでも脳の重量は減る。 私の知っているファッション・モデルの人で、拒食症から極端な痩せ型になって、脳も影響を受けてしまった人がいる。覇気がなくなり、超高齢者のように喋らなくなり別人になってしまった。...

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実りの秋

果物を皿に盛るというのは、どうも世界中にあるらしい。古代ローマでは銀の深皿に果物を盛っていた。それがビザンチンにまでなると、巨大な天然水晶をくりぬいてアコヤ貝のカタチにして果物を盛るんのが、皇帝級の贅沢だった。...

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たった4つのこと

私が英国へ行き始めた頃、ずいぶん多くの人に『どうしてあんな斜陽の国へ?行くならアメリカとかドイツじゃないんですか?』とずいぶん言われた。 私はあまりにそういう人が多いので、ひどい国だと覚悟を決めていた。ところがどうして、いまから40年ほど前の、ダイアナ妃登場前の英国はずいぶん住みやすいところだと思った。...

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最後の最後は???

この夏、母の入院の様子と、同じ階にいた患者さんを見ていて思ったのですが、最後の最後にセメントの天井と壁、メタルとカーテンに囲まれ、それまでの人生でやっていたことが出来なくなり、住み慣れた部屋や家から離れて、友人たちにいつも囲まれているわけでもなく終わりを迎える時の心境やいかに?ということでした。...

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『やはり野に置け~』

いまから35年以上も昔の話、英国から家具を持ってきて、それに囲まれていた。これは不思議なもので、家具がむこうのものになればなるほど、家が日本製なのが見えてくる。...

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並べて聴いてごらん

私がいない間、母親にラジオでもつけておこうと思うのですが、大相撲以外は『うるさいからいらない』という。私もうるさいと思う。今の日本のラジオは聞くにたえない。 話術もなく、内容もなく、アドリブで話す力もないので音楽をやたらにかけるのだが、その選曲も疑問符がつくようなもので、やっている本人たちも不安なのか、自分たちだけでけたたましく笑っている。...

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Everyone does one's best

ネルソン提督のひとことをブログで出すのは、もうこれで3度目ですかね?しかし、このひとことにはいくつかの面がある。 このところ、鉄鋼会社の不祥事が問題になったり、新幹線で期限切れの食品が出されたり、クルマの方でも検査のスキャンダルがあったり、海外の方では重役がからんだ排ガス規制の不正もあった。 こういうことは、たとえばルネッサンス時代の建築であるとか、鎧甲冑、剣などにあったでしょうか?...

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