うちの近くにあった鉄道会社がやっていたスーパーは、ここ3年ほどで、どこも消滅しました(3つ以上なくなっている)。そのスーパーがあるから歳とっても大丈夫、と引越してきた人もいただろうと思う。
70歳~85歳~90歳となってゆけば、すぐ近くにスーパーや商店街がないとどうにもならないだろう。
そのスーパーが消滅した理由はおぼろげにわかる。閉店時間間際になると、『配給を待つ人の行列のように、高齢者が半額になる総菜や弁当を買うのに行列していた』。レジにはパートの人が2人ぐらいいるだけだったのだから、赤字になっていたはずはない。どうせ、鉄道会社の儲けは『そこに住んでいる人たちがバスに乗ったり、電車に乗ったりして得る儲け』なのだから、地域の人を大事にするべきだ、と私は思う。
ところが、SO-SAI-JYOまで作って、徹底的にすきまなく住民の支出を徴収しようとしている。
『駅ビルの中のスーパーで買わせようという作戦』なのでしょうが、私も意地になるほうなので、もう3年以上、そこの系列では牛乳一本、キャラメル一箱買わない(爆)。
今週、介護士の人のいままで世話をしていた人の容体が悪くなり、嚥下が難しくなって、ムース食にしないといけなくなった高齢者の方がいるというので、相談を受けた。
ムース食というのは歯が無かったり、あるいは気道と食道の切り替えの弁の反応が遅く、誤嚥のおそれがある人向けの食事です。
「ああ、スーパーで総菜と弁当半額に並んでいた方の一人が寝付いたのかな?」と、いろいろとやってみせた。
私はそのあたりはよく知らなかったのですが、どうも宅配でやってもらうと一食700~800円はかかるという。また、そのくらいの金額ではなかなか味がよいものがないという話。逆に考えると食費で一人分、月に8万円ほど。そこへ身体を吹拭きに来てもらったり、ベット・メイキングから簡単な調理をしてもらったり、風呂に入れてもらったり、器具を借りたり、さらに病院へ通院しているとなれば、すぐ30万円ぐらいはひと月に出ていってしまうとの話。
その資金的な余力がないので、私がどうやっているのか参考にしたいというので何人かでやってきた。
また、そうした食事やとろみジュースは、カロリーを上げるためにけっこう甘かったりする。白米の粥は血糖値を即座にあげる。そこへ甘いジュースでは、糖尿のけがある人には良くないのではないかな?と私などは考える。うちの母用の粥はお米を炊く時にタカキビやアワを混ぜたりして、場合によっては1割ぐらいオートミールを混ぜる。
うちはお米はまとめて炊く。まだアツアツのうちに2cmぐらいの厚さの円盤状にして、冷凍にする。これで乾燥しないようにちゃんとラップをかけて冷凍すれば1週間でも10日でも平気。母の分のお粥はひとつを沸かしたお湯の中に入れて、全部融けて水が少し白くなった時に、アワの部分を捨てて水を足せばいい感じにお粥になる。5分かからない。毎日電子ジャーで炊いていたらたいへんだ。
同様に『蕎麦屋の万能つゆ』のようなものを自製している。それで煮物をつくったり、親子丼の上の部分を作ったり、いろいろと応用をきかす。味噌汁を作っておいて、それと卵でとろろをのばし、隠し味でほんのすこし『万能つゆ』を足すと味がしまる。濃い目に作ったとろろ伸ばし用の味噌汁は、翌日豆腐を入れネギを入れ、薄めて、とろみ剤を足して、朝食に使える。自分はそのまま薄めて、そこに一晩放置して解凍したご飯に生卵と煮物でOK.私はどういうものか、『チンしたご飯が嫌い』。実際、『正真正銘、誤魔化しなしの米は冷えても美味い』。近くでテイクアウトの食事を買うと、そこの米は一晩おくとロウ細工のようにまずくなる。
だから、米の良し悪しは「おにぎりにしてみると一発でわかる」。
ミキサー食を作ってみるとわかりますが、食事の味はミキサーをかけると変わる。私もそれを知らずにいなりずしの皮のようにした油揚げをミキサーにして、里芋と組み合わせて食べるようにしたら、母が「これは何かな?柿?」と言っていた(爆)。ものによっては予想もつかない味になる。
また、じゃがいもや里芋のたぐいはミキサーをかけてはいけない。糊のように粘りが出てしまうので、これはマッシュを作る時の『つぶし用の穴あきへら』を使ってつぶす。魚の煮物や焼き魚は、骨を取り、ワタを取り、皮を取って、すりこ木とすり鉢でフレークのちょっと小さいぐらいのところまでする。これもペースト状にするとまずくなる。これは高齢者の嚥下のぐあいでペースト状にしないと具合の悪い人もいるだろう。うちはそこまでではないので。
後は、タマネギ、チキンのスープストックと白ワインでホワイトソースを作って置き、やはり小分けに冷凍する。海老と野菜を入れてミキサーにかけて、そこに粥を足してもよし、ガーリックを効かせてズッキーニ一本をガーリックのオリーブオイルで炒め、それをホワイトソースに入れ、チーズを4種類いれて、薄めて味を調えて、ズッキーニとカリフラワーのクワトロ・フォルマッジのポタージュとか、ヴァリエーションはいくらでもできる。
味噌汁用の豆腐が余ったら、テンメンジャンと鶏ひき肉、味噌、大量の刻み茄子で、茄子味噌炒めと麻婆豆腐の中間のような感じに作る。これは塩を控え、それだけを食べても辛くなく、塩も取り過ぎず、茄子とネギと豆腐と鶏肉で栄養が摂れるようにつくる。お粥は味をぬぐうものの感じにする。
薬のあとの口直しは、アップルピューレーにヨーグルトを足したり、あるいはヨーグルトにブルーベリージャムを落としたり。
私は、余った茄子とトマトとズッキーニででパスタにしたりする。家族の分もみんなお金がかからない。
つい最近NAKUなった親戚は施設に入っていましたが、施設にもよるのでしょうが、入った時の支払いの金額と、そこにいた期間と考えると、だいたい年間400万円ほどの計算になっていた。
80歳から95歳までだったら、ほとんどの勤め人は貯金を使い果たすのではないか?あるいは、自分用の貯金を親のために使い切ってしまうこともありうる。配偶者の親の面倒をみないといけない場合も考えると、4人いる場合もありますから。
私はジャック・ラウッターワーサーのように、ぎりぎりまで自転車に乗り、最後の最後まで一人でなんとか生活するのが野望ですが、こればかりはかなり難しいことだろうと思う。
70歳~85歳~90歳となってゆけば、すぐ近くにスーパーや商店街がないとどうにもならないだろう。
そのスーパーが消滅した理由はおぼろげにわかる。閉店時間間際になると、『配給を待つ人の行列のように、高齢者が半額になる総菜や弁当を買うのに行列していた』。レジにはパートの人が2人ぐらいいるだけだったのだから、赤字になっていたはずはない。どうせ、鉄道会社の儲けは『そこに住んでいる人たちがバスに乗ったり、電車に乗ったりして得る儲け』なのだから、地域の人を大事にするべきだ、と私は思う。
ところが、SO-SAI-JYOまで作って、徹底的にすきまなく住民の支出を徴収しようとしている。
『駅ビルの中のスーパーで買わせようという作戦』なのでしょうが、私も意地になるほうなので、もう3年以上、そこの系列では牛乳一本、キャラメル一箱買わない(爆)。
今週、介護士の人のいままで世話をしていた人の容体が悪くなり、嚥下が難しくなって、ムース食にしないといけなくなった高齢者の方がいるというので、相談を受けた。
ムース食というのは歯が無かったり、あるいは気道と食道の切り替えの弁の反応が遅く、誤嚥のおそれがある人向けの食事です。
「ああ、スーパーで総菜と弁当半額に並んでいた方の一人が寝付いたのかな?」と、いろいろとやってみせた。
私はそのあたりはよく知らなかったのですが、どうも宅配でやってもらうと一食700~800円はかかるという。また、そのくらいの金額ではなかなか味がよいものがないという話。逆に考えると食費で一人分、月に8万円ほど。そこへ身体を吹拭きに来てもらったり、ベット・メイキングから簡単な調理をしてもらったり、風呂に入れてもらったり、器具を借りたり、さらに病院へ通院しているとなれば、すぐ30万円ぐらいはひと月に出ていってしまうとの話。
その資金的な余力がないので、私がどうやっているのか参考にしたいというので何人かでやってきた。
また、そうした食事やとろみジュースは、カロリーを上げるためにけっこう甘かったりする。白米の粥は血糖値を即座にあげる。そこへ甘いジュースでは、糖尿のけがある人には良くないのではないかな?と私などは考える。うちの母用の粥はお米を炊く時にタカキビやアワを混ぜたりして、場合によっては1割ぐらいオートミールを混ぜる。
うちはお米はまとめて炊く。まだアツアツのうちに2cmぐらいの厚さの円盤状にして、冷凍にする。これで乾燥しないようにちゃんとラップをかけて冷凍すれば1週間でも10日でも平気。母の分のお粥はひとつを沸かしたお湯の中に入れて、全部融けて水が少し白くなった時に、アワの部分を捨てて水を足せばいい感じにお粥になる。5分かからない。毎日電子ジャーで炊いていたらたいへんだ。
同様に『蕎麦屋の万能つゆ』のようなものを自製している。それで煮物をつくったり、親子丼の上の部分を作ったり、いろいろと応用をきかす。味噌汁を作っておいて、それと卵でとろろをのばし、隠し味でほんのすこし『万能つゆ』を足すと味がしまる。濃い目に作ったとろろ伸ばし用の味噌汁は、翌日豆腐を入れネギを入れ、薄めて、とろみ剤を足して、朝食に使える。自分はそのまま薄めて、そこに一晩放置して解凍したご飯に生卵と煮物でOK.私はどういうものか、『チンしたご飯が嫌い』。実際、『正真正銘、誤魔化しなしの米は冷えても美味い』。近くでテイクアウトの食事を買うと、そこの米は一晩おくとロウ細工のようにまずくなる。
だから、米の良し悪しは「おにぎりにしてみると一発でわかる」。
ミキサー食を作ってみるとわかりますが、食事の味はミキサーをかけると変わる。私もそれを知らずにいなりずしの皮のようにした油揚げをミキサーにして、里芋と組み合わせて食べるようにしたら、母が「これは何かな?柿?」と言っていた(爆)。ものによっては予想もつかない味になる。
また、じゃがいもや里芋のたぐいはミキサーをかけてはいけない。糊のように粘りが出てしまうので、これはマッシュを作る時の『つぶし用の穴あきへら』を使ってつぶす。魚の煮物や焼き魚は、骨を取り、ワタを取り、皮を取って、すりこ木とすり鉢でフレークのちょっと小さいぐらいのところまでする。これもペースト状にするとまずくなる。これは高齢者の嚥下のぐあいでペースト状にしないと具合の悪い人もいるだろう。うちはそこまでではないので。
後は、タマネギ、チキンのスープストックと白ワインでホワイトソースを作って置き、やはり小分けに冷凍する。海老と野菜を入れてミキサーにかけて、そこに粥を足してもよし、ガーリックを効かせてズッキーニ一本をガーリックのオリーブオイルで炒め、それをホワイトソースに入れ、チーズを4種類いれて、薄めて味を調えて、ズッキーニとカリフラワーのクワトロ・フォルマッジのポタージュとか、ヴァリエーションはいくらでもできる。
味噌汁用の豆腐が余ったら、テンメンジャンと鶏ひき肉、味噌、大量の刻み茄子で、茄子味噌炒めと麻婆豆腐の中間のような感じに作る。これは塩を控え、それだけを食べても辛くなく、塩も取り過ぎず、茄子とネギと豆腐と鶏肉で栄養が摂れるようにつくる。お粥は味をぬぐうものの感じにする。
薬のあとの口直しは、アップルピューレーにヨーグルトを足したり、あるいはヨーグルトにブルーベリージャムを落としたり。
私は、余った茄子とトマトとズッキーニででパスタにしたりする。家族の分もみんなお金がかからない。
つい最近NAKUなった親戚は施設に入っていましたが、施設にもよるのでしょうが、入った時の支払いの金額と、そこにいた期間と考えると、だいたい年間400万円ほどの計算になっていた。
80歳から95歳までだったら、ほとんどの勤め人は貯金を使い果たすのではないか?あるいは、自分用の貯金を親のために使い切ってしまうこともありうる。配偶者の親の面倒をみないといけない場合も考えると、4人いる場合もありますから。
私はジャック・ラウッターワーサーのように、ぎりぎりまで自転車に乗り、最後の最後まで一人でなんとか生活するのが野望ですが、こればかりはかなり難しいことだろうと思う。