敬老の日の初老中年(笑)
うちのブログに来ている人の『年齢分布』がマイページからわかるのですが、2年前までは50代、それ以上が圧倒的に多かった。それがここ半年ぐらいで、30代からほぼ満遍なく、同じくらいの割合になった。10代だけがまだ一桁。20代は10%あたりを推移。女性比率はなかなか25%を超えない。半数行ったことはまだ2度ぐらいしかありません。...
View Article怪老の日
敬老の日なので古い友人に電話。 「このあいだ誕生日だったんじゃない?」 「よく覚えてるね」 「敬老の日とセットで焼きこまれてるから。」 「いくつも違わないのに、R&F君に敬老をしてもらうとは光栄だ。」 「それよりも、我々でグループを立ち上げて、怪老の会と言うのはどうかな?怪人、怪物の『怪』と書いて怪老。」 「それは、あなたはもうなっているからいいけど、オレはなれるかな?」...
View Article体調のあがる楽しみ
最近は『話題のものを食べよう』とか『高級なものを食べよう』とかという考えがほぼゼロになっている。考えて見ると、健康状態のアップする食事の習慣の基礎は英国でついたと思う。 英国へ戻るとなぜか格段に体調がよくなった。 『自転車に良く乗るようになるからじゃないのか?みていると良く乗っているもの。』 と向うの友人たちに言われた。 『そんなことはない。日本でも毎日ほぼ同じ距離を乗っている。』...
View Article直取引の季節
うちのほうは、よく農家が店の前に屋根付きの台を置いて野菜を売っていたりします。 自転車族の楽しみの一つは、農家の人との直接交渉。仲間のうちには左右のパニアバッグ一杯になるほど野菜を買う人が少なくない。...
View Article一生消費者
昔の日本では、人は生産者であり同時に消費者であることは普通であった。農家は作物を作り、冬は工芸品を作ったりザルや籠を作ったり、履物をつくったりして現金収入を得ていた。武士ですら細工物を作ったり、それこそ『からかさ』を貼ったり、縫物をしたり、何か彫刻をやったり、玩具を作ったり、生産者の側になった。 たぶん、これが『日本人は器用だ』といわれる基礎を長年つくってきたと私は思う。...
View Articleねこも高齢化すると
だんだん神がかってきます。わかっているだけでも20年ほど生きている。昔はラーメン屋に住んでいて、10年ぐらいいた。そしてその店が夜逃げする一か月前に自分からその店を出て移り住んできた。 ねこも10年一緒に暮らしていると、家の中のことはすべてわかっていると言いますから。たいしたものだ。 こうして、涼しい風に当たっている様子を見ると、きつねのようでもあり、なんだかねこを超越した感じに見える。
View Articleこれでいいということはない
こうしたハンドビルトの自転車というのは、どこまで仕上げればよいのか?というのは、ほとんど『きりがない』というのが答えでしょう。 どこかで、『このぐらいだろう』で終わりにする。前の記事を使えば、そこで、『ここのところが、、』というような批評家は、『一生消費者』の人であると、まあ、口にはみんな出さなくても職人はそうみなしていると考えて間違いがない。...
View Article旅に生き
みんな世代交代の時期。親戚のところへ今日行ったところ、行き来のある親戚はいまのところ私だけだという。あとは生きていても音信不通。残っていてもたいした人数ではない。私の方とは微妙にネットワークが違う。 最近は『無縁社会』とか言う言葉があるようですが、親戚間、一族間の結びつきや結束も弱まっている。...
View Article真っ黒ブラック
ネットの配信ニユースで『自動車整備士の薄給与』の問題が出ていた。手取りで11万円弱とか、なかには手取りで8万円と言うのもあったらしい。 それを読んでいて、『あ~~、自動車もついに自転車業界に近づいたか!』と思った。 それどころか、航空会社もJALが隣国で整備をさせていると言う記事を読んだ。...
View Article『いい生活』
私のこども時代から青年時代にかけて、よく『いい生活』という語を耳にした。「あいついい生活してるな~」と言う風に使うのですが、1980年代半ば頃から聞かなくなった。 「いい生活」から「おいしい生活」になり、そのあとはこうした表現が消えた感じがある。...
View Article林檎の食べ方
もちろん林檎は生で齧ればよいのですが、紅茶や珈琲と合わせるとなるとそうはゆかない。 英国だともっともポピュラーなやり方は以下の通り。 まず、香りのよい固い林檎を選ぶ。英国だと私はコックスを好んでいました。日本では紅玉とか、弘前や津軽の林檎が好き。...
View Article貫録のない時代
数日前、スチールのブレーキアーチをわけてもらいに行ったら、たまたま古いフレームを見せられまして、塗り替えたいという話でした。 「これは良い貫禄が付いているから、塗り替えないほうが良いと思うな。」...
View Article隠棲のススメ
私の歳になると、『自分の過去の失敗や後悔するようなことにはひとつのパターンがある』ということがわかる。 これは自分一人だけの話ではなく、私のまわりの人たちも、みんな『一定のパターン』で生きていることがわかる。それに気がつくかどうか?というのは、その人の幸福に大きく影響すると思う。...
View Articleお祭り
昨日はインド―ネパールのヒンドゥー教の『ダサインの祭り』のお中日でした。お中日という言い方があるのかどうかわかりませんが、地域により、その人の所属するグループにより、1週間やっているところもあれば、昨日の1日だけしかやらないところもある。 これは『善が悪に勝ったことをお祝いするお祭り』だという。...
View Article乳粥
乳粥、これはミルクで濃くしたインド―ネパールのもので、『醍醐味』(だいごみ)のもととなったものだと言われている。 お釈迦様が苦行をしていて、『ああ、これでは目的が達せられない』と、やめようと思ったのだが、身体は苦行の果てに弱り切っていて死にそうだった。そこへ村の娘スジャータが通りかかって、ミルクで作った粥を差し上げたという話になっている。...
View Article音に疲れる
こういう話は『危険』なので、どこのメーカーかは言わない(笑)。私はバイクのエンジンの音にかなりはっきりした好き嫌いがあって、もう、ある種のバイクは我慢できないくらい嫌なのです。 同じことはクルマにも言える。私が12気筒が嫌いなのは縫物のミシンのような音が嫌だから。坑犬領匹げ擦諒好き。これはもう理屈ではない。...
View Article歳をとってみると
どうでしょう?私のまわりを見ても、40歳ぐらいまでは、どんどん目標達成して、どんどんいいものや資産をため込んで、あとはのんびり第二の人生、、と考えている人が多いのではないか? 私自身も、私のまわりも、『第二の人生』というのは、ほとんど第一の人生の延長線上にあるようだ(笑)。 リセットして第二の人生というのは、リセットして再プログラムする時間が残されていないと考えたほうが良い。...
View Article何か楽しいことは?
私が『何か面白いことあった?』と訊くと、嫌な顔をする人が多い。『あるわけないじゃないですか』と言う。 それを言うなら、私など、家族の介護で自由な時間はほぼなく、仕事もきつい。自転車制作がきついから、自転車製造はみんな大メーカーは海外に持って行ったわけで、人件費の安いミャンマーの奥地で作らせたりしている。...
View Article十五夜
帰宅途中、雲の間を走っている月を見た。昨日の月はみごとでした。ほんの30秒ぐらいしか見えませんでしたが、満足した。 ほんとうの満月は明日のはず。『満ちれば欠ける』の例え通り、昨日の晩ぐらいの上り坂な感じがいい。 雲の間から見えた時、永平公録(だったと思うが)の中の『雲開いて胡餅天辺にかかる』という一言を思い出した。...
View Articleじつは不思議な傾向
ここ2年ばかり、ヨーロッパで、北米で、オセアニアで、中東やアフリカから移り住んできた人たちが大きな問題を起こしている。これに関して、ヨーロッパも2派に別れて大いにもめているわけだが、その中でけっこう討論会で日本人のことが引き合いに出されていたことは、日本では報道されていない。...
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