ネット上のニュースを見ていると、実にその反応も含めて興味深い。
なんでも隣国で「自撮り」の写真の人気が強く、日本のカメラが人気というものでした。そうするとそこへのコメントが、「あの国には作れまい、、」のようなコメントへ何百もイイネがつく。
おめでたいなと思う。
日本のカメラのレンズはいまやみんな隣国製。レンズ材料のケイ石が隣国は安くかつ良いものが産出する。レンズ設計も時間がかかるので隣国に任せる。電子部品は言うまでもない。まだ過去のブランド力があるので、彼らは日本のものを買いますが、将来的にはわからない。
携帯電話やラジオの日本国内製がほぼ壊滅しているのと同じです。
これは自転車もそうです。日本最古の自転車メーカーは英国直伝ですから、EU圏で互角に古いメーカーは存在しません。しかしその日本最古のメーカーは国内で生産設備はあれど、稼働していない。塗装すらもわかる人がいないので出来ないらしい。
これは日本での煙草伝来がポルトガル人の直伝で、ヨーロッパでの流行とほぼ同時期だったのと同じようなもの。日本の江戸時代の煙草はヨーロッパのものよりうまいと阿蘭陀船の乗組員がみんな欲しがったという記述が出島の記録にある。しかし、日本は専売にしてアメリカ式の添加物まみれにしてブランド化に失敗した。江戸時代から続く煙草の老舗などはない。
私は自動車もそう遠くない時期に同じようになる気がしてならないのです。「自動車を趣味にする若者」などは今の10代~20代にほとんどいないと言えるぐらい人口が少ないのではないか?市場の無いところからやり手の開発者は出てきようがない。
会社は中の人間が新陳代謝しますから名前は残っても変わっている。
もう一つのニュース、大手の自動車会社の下請けの7割がここへ来て深刻な減収に落ち込んでいるということ。そういうところを辞めた人が隣国に吸収されることで、さらに技術流失に拍車がかかる。それはかつて家電業界で起こったことで経験済み。はるかに安い労働賃金の地盤にいる『自分の分身』と競争しないといけない。
もう一つの大手からは幹部がどんどん抜けている。デザインがぬるすぎる。印象に残るものがひとつもない感じ。
『これからは一芸に突出した人材』を使いこなせないと生き延びられないと思う。
差別化して高級路線でやる?絹織物の車内インテリアですか?日本の絹産業は壊滅的にダメージを受けています。最近、いつ絹の物を買いましたか?参考になりそうな古い絹の帯などは、東京にいるアメリカ人が骨董市で買いまくって、パッチワーク教室をひらいて、切り刻んでテーブルクロスや布団カバーを作っています。
円安誘導で、輸入食材は値上がり、燃料は値上がり、服飾も輸入なので値上がり、自転車の部品も自転車そのものも輸入がほとんどなので値上がり、家電も輸入なので寝上がる。円安で輸出が伸びる日本製品は何ですか?農産物ならやがて環太平洋ものに価格競争でやられる。生産拠点を国外に出してしまっている状態で円安に振っても何のメリットもない。
さらに増税。経済失速するのは当然に思える。
江戸時代なら『四番目の矢が額のど真ん中に当たってる』と思う今日この頃。
なんでも隣国で「自撮り」の写真の人気が強く、日本のカメラが人気というものでした。そうするとそこへのコメントが、「あの国には作れまい、、」のようなコメントへ何百もイイネがつく。
おめでたいなと思う。
日本のカメラのレンズはいまやみんな隣国製。レンズ材料のケイ石が隣国は安くかつ良いものが産出する。レンズ設計も時間がかかるので隣国に任せる。電子部品は言うまでもない。まだ過去のブランド力があるので、彼らは日本のものを買いますが、将来的にはわからない。
携帯電話やラジオの日本国内製がほぼ壊滅しているのと同じです。
これは自転車もそうです。日本最古の自転車メーカーは英国直伝ですから、EU圏で互角に古いメーカーは存在しません。しかしその日本最古のメーカーは国内で生産設備はあれど、稼働していない。塗装すらもわかる人がいないので出来ないらしい。
これは日本での煙草伝来がポルトガル人の直伝で、ヨーロッパでの流行とほぼ同時期だったのと同じようなもの。日本の江戸時代の煙草はヨーロッパのものよりうまいと阿蘭陀船の乗組員がみんな欲しがったという記述が出島の記録にある。しかし、日本は専売にしてアメリカ式の添加物まみれにしてブランド化に失敗した。江戸時代から続く煙草の老舗などはない。
私は自動車もそう遠くない時期に同じようになる気がしてならないのです。「自動車を趣味にする若者」などは今の10代~20代にほとんどいないと言えるぐらい人口が少ないのではないか?市場の無いところからやり手の開発者は出てきようがない。
会社は中の人間が新陳代謝しますから名前は残っても変わっている。
もう一つのニュース、大手の自動車会社の下請けの7割がここへ来て深刻な減収に落ち込んでいるということ。そういうところを辞めた人が隣国に吸収されることで、さらに技術流失に拍車がかかる。それはかつて家電業界で起こったことで経験済み。はるかに安い労働賃金の地盤にいる『自分の分身』と競争しないといけない。
もう一つの大手からは幹部がどんどん抜けている。デザインがぬるすぎる。印象に残るものがひとつもない感じ。
『これからは一芸に突出した人材』を使いこなせないと生き延びられないと思う。
差別化して高級路線でやる?絹織物の車内インテリアですか?日本の絹産業は壊滅的にダメージを受けています。最近、いつ絹の物を買いましたか?参考になりそうな古い絹の帯などは、東京にいるアメリカ人が骨董市で買いまくって、パッチワーク教室をひらいて、切り刻んでテーブルクロスや布団カバーを作っています。
円安誘導で、輸入食材は値上がり、燃料は値上がり、服飾も輸入なので値上がり、自転車の部品も自転車そのものも輸入がほとんどなので値上がり、家電も輸入なので寝上がる。円安で輸出が伸びる日本製品は何ですか?農産物ならやがて環太平洋ものに価格競争でやられる。生産拠点を国外に出してしまっている状態で円安に振っても何のメリットもない。
さらに増税。経済失速するのは当然に思える。
江戸時代なら『四番目の矢が額のど真ん中に当たってる』と思う今日この頃。