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Channel: 英国式自転車生活
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天下のまわりもの

これは現在の歳になって、はっきりと確信していることですが、まわりを見回して、『どんどんお金を使ってどんどん豊かな感じになる人』と『出来る限りお金を使わないで、どんどん貧しくなる人』の2種類がいる感じがする。 これはよく因果関係がわかりませんが、金がないから使わなくなる循環でもない気がする。...

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ラヴェルとドビュッシーのことなど

高校時代、どっぷりと1890~1950年代のフランスの芸術にはまっておりました。その関係で、まだ日本でエリック・サティのレコードがエアリオン(エオリアンだったか?)のものしか手に入らない頃、洋書屋に頼んで楽譜を取り寄せてもらったり、坂口安吾の訳したサテイの本を探して古本屋めぐりをしていたのを思い出します。...

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赤ん坊粗製濫造?

ネットのニュースを見ていたらカバンに入るベビーカーの話が載っていました。 いまどきの人は意外に思うかもしれませんが、私の人生で『ベビーカー』という単語が現れたのは古いことではありません。 長いこと時代は『乳母車』でした。 その前はおんぶにだっこ。 日本の乳母車はコイルスプリングのサスペンションのものが多かった。...

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飽きない日々

昔聞いたジョークにこういうのがあった。あくせく働く英国人を見てイタリア人が、 「なんでそんなに働くんだい?」 「せっせと働いてお金を溜めて、のんびり過ごすのさ。」 「のんびりってのは?どういうことだい?」 「何もせず、好きなことだけやって、働かないでぶらぶらして人生を楽しむのさ。」 「な~~んだ。そんなことか。俺なんか今でも毎日やっているよ。」...

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「おおわざもの」

あちこちに積み上げてある「課題」をどんどん片付けようと仕上げまくり。わずかな隙間時間で、頼まれレストアものもどんどんあげて発送している。 そういう未完レストアが視界に入っているのも鬱陶しく、フレームの仕事や組み立て作業の気力が落ちる。とにかく片付けて、どんどん出してゆかないと物を作る集中力がそがれる。ずいぶん出した。...

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葉桜と緑のくぐり戸

私は『自然なままの庭の風情』が好きです。雑然として、自然そのままがよい。 そういう庭づくりはヨーロッパでは英国がやりますが、フランスやイタリア、ドイツでは幾何学模様にしたりして、人為がかなりはいる。 私は満開の桜より、どちらかというと葉桜の方が好きだ。 そして地面にこぼれ落ちている花々。 特に今日のような雨の日には、小やみになると四十雀やエナガ、ヒヨの声が響く。じつに風情が深い。...

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弁当箱の魅力

こどもはお弁当が大好き。不思議なことに、彼らは大人が手抜きをすると敏感にわかる。絶対にごまかせない。 こどものこころをつかむのは食事から(笑)。 おとなもその点は同じなはず。凝ったお弁当は楽しい。 何年か前、あるところで弁当が出て、何かにつけoutspokenな私の女友達が、 「なんなんだろうなこれ。愛のないお弁当ですね~。」...

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独り言にその人が出るインターネット

たまにうちのブログへ来ている『ドイツ派』の方のところの書き込みをみていたら、「あ~世も末だな」と思った。なんと表したらよいのか『ヘィト書き込み』とでもいうのか。書きこんでいる本人は自分がそうとう病んでいるのに気が付いていない。 インターネットと言うのは『ものを書くのにきわめて敷居が低い』。だから、私は『その人の発想や頭の程度』が如実に書き込みに表れる場合が多いと思っている。...

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縄文サイクリスト VS 弥生サイクリスト

何十年も自転車をやってきて、これはもう確信になったのですが、 「日本の自転車乗りには縄文タイプと弥生タイプがいる」(笑) 昔、20年ほど前、自転車雑誌の売りたし買いたし欄にへチンズのラグを載せたことがありました。そうしたところ、問い合わせがあった人たちの住所がピッタリと縄文遺跡の出る場所、あるいは大学の研究でDNAが縄文人に近いと言われている地域と一致していた(笑)。...

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音環境

私はいまだに鮮明に覚えているのですが、今から数十年前、英国へ初上陸した時、『ああ、音世界がまったく違う』ということでした。 教会の塔の上に登る、あるいは道路に面した建物の最上階の窓を開ける。そうすると道路を走っている自転車が石畳で揺すられる音が聞こえた。 『日本のように聴くことを強制される音楽は一切なかった』。...

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古物と美術品の値段

私はいつも思うのですが、『人は土星や金星の材料を持ってきてものを作るのではないのだから、有限な資源をうまく使った良いものを作るべきだ』。 ところがインターネットのオークションで検索すると、「まあ、よくぞこんなに美しくないものを大量生産した」というのが二束三文で大量に出品されている。そして誰も入札しない。 楽器だとか美術工芸品はそういうことはない。...

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生活のお手本

ニュースでドナルド・トランプの屋敷と言うのを見ましたが、ちっとも良いと思わなかった。そういうことはけっこうある。「豪邸」と言われる家でもまったく魅力がないのはけっこうある。 ハリウッドの映画などでも、『人もうらやむ家』というのでしょうが、そういう巨大なプール付きの家が出てきますがあまり魅力を感じない。...

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コッタード・クランクのこと

このごろは実用車を直して乗ったり、古いレーサーをスチール・クランクで乗る人もけっこういるようなので、コッタード式クランクも一時よりは話題になるようになってきました。 今日はコッタードのクランクの車両を3台ほど片を付けなければなりませんでした。...

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無欲枯淡

数週間前に埼玉のほうではよく知られた自転車関係の方が遊びに来た。 さて、昼飯でも、、というのですが、インド・カレーはどうかな?と頭をよぎる。しかし、歳が歳だしな~、蕎麦屋の美味いところは遠いしな。 インドには『ムカジー』とか『ララブラジー』とか『ジー』の発音が語尾に付く人が上流階級には多い。 彼も「タマジイ」だから似たようなもんか、と、 『美味いマトン・カレーとかどう?』 『ああ、いいねぇ。』...

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樹木の美

私は古い木が大好きでして、生きている古木も、時代が経った木製品も好きです。 基本、「同じ木目の木は2つない」わけで、とくに、流れている木目や輪切りのものが好きです。2つとないわけですから、気に入った木目のものはだいたい迷わず買う。 樹木と言うのは『地面のところで折り返したように』地面の下にも、上に出ているのと同じような部分があるわけで、そう考えて眺めるとなかなか味わい深い。...

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手紙をあげてはなりませぬ

郵便局へ行ったら、暗闇に気配が。見ると山羊さまが。郵便局へ行く途中にいるというのが意味深です。

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地震大国

九州の地震はニュースがはいるたびに、その被害の深いさまが報じられて考え込んでしまう。 福島の地震の後、まるで他の日本のあちこちの場所で、一か所で起きた地震によるひずみの帳尻をあわせるかのように地震が頻発するなか、熊本は揺れなかった。...

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イアン・フレミングとロマンスカー

007の「2度死ぬ」の映画と九州の話が出たついでに、原作者のイアン・フレミングがずいぶん『ロマンスカー』が気に入っていたというのを思い出しました。 じつのところ、『サー・アレックス』もロマンスカーが気に入っていた。彼を乗せたところ、...

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次の満月は22日

明後日ぐらいから満月モードになってきます。定期的に書いていることですが、地球は月の強力な引力を受けているので、海水面もものすごく持ち上がって潮の満ち引きが作られている。地表もやはり同じような影響をこうむっているので、満月の時期は月の潮汐力で地震が起きやすい。 昨日、おとといと自転車のフレームを6本も発送した。それでも今日はなんだかイライラしている。...

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新鮮に見れば

日も暮れようと言う頃、天善は越生之守と茶を飲んでいた。 「世の中、ずいぶんと不安な空気がみなぎっているようでござるな。」 「まことに。人によっては今回の地震は慶長の大地震と似ていると噂する者もある。」 「天善殿のお考えはいかに?」 「たしかに似て居るやもしれぬ。しかしさわいだところではじまらぬ。各自が万が一の時への備えを固めるよりほかに道はない。お上はまったく頼りにならぬのでな。」...

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