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Channel: 英国式自転車生活
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絶滅危惧種

どこで読んだか忘れましたが、池波正太郎がどこかで(日記だったと思う)、時代劇が理解されなくなる日のことを書いていた。それを「生活の変化が、時代劇の背景をわからなくする」という風に書いていた。 私は密かに、「風景の喪失」と「人材の減少」の2つがそこに加わると思っています。...

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伝統は変身する

書店へ立ち寄ったら、『ブランドとは何か?』という文字が目に飛び込んできました。ひもで縛って中が見れないようになっていたので、何を書いてあるのか知りませんが、私はさまざまなことを考える。...

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古物部品はセルフで

昨日一昨日と2台引き渡しがありました。ツタンカーメンのようにぐるぐる巻きにして輪行で持って帰られた。そのうちのお一人の方のほうは直前でBBを開けてシャフト交換。送られてきたシャフトはすべて短すぎた。(上の写真。これでは登坂で擦れる)これは強化使用でチューブも厚くBBはラグ入り。「こいでいるときは登り、下りはこがず」という、かなり特殊な状況での使用のため。...

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赤い木の実

今の時期、エサが少なくなるので、毎朝オナガが木の実を食べにきます。彼らはじつに優雅。『オナガ』とかではなく『羽衣鳥』とでも名付けたいぐらい。 ヒヨと同様、いつも数匹で群を作っていますが、あれは「家族」なのか「クラブ」なのか?オナガとヒヨは一緒によく群れを作っています。クラブの可能性は充分ある。

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完璧?

このあいだ、某バイク雑誌の編集長記を見ていたら『操縦するのはいけない』『運転が巧くなりすぎるのもテストライダーとしてはイカン』と書いてあって首をひねった。 機械屋として考えれば、「列車とエレベーターの正確さは比較にならない」。100階立てのビルで、各階への到着誤差は3cmない。『これと同じ精度を電車で出してみろ』と言われたら発狂するでしょう。...

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サーストン・ダート

昨晩は2方向からコンサートのお声がかかりまして大いに困った。かたや35年のつきあいの旧友で、バッハゆかりの聖トーマス教会のお墨付き。もう片方はコルノ・ダ・カっチャという珍しい楽器とオルガンによるブランデンブルグ協奏曲の2番。結局後者への興味が勝った。...

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敗北のススメ

土曜日の夜、帰って来る電車の窓にスティッカーが貼られていました。『勝ち負けで判断する思考法』とか書いてあった。『本当の人脈は仕事でしか得られない』とも。 私はいままでの人生でそうだったかな?と駅で降りるまで考えていました。 バブルの頃から日本では勝ち組、負け組という言葉が流行った。昔から日本では『勝ち馬に乗る』というのはそれほど良い意味ではありませんでした。...

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便利の不自由さ

これは携帯電話が出てきたころから私の頭の中にあったイメージなのですが、人間の首に金属の首輪がはめられている。そこへネクタイのように、腕時計の金属ベルトのようにクネクネ曲がる携帯電話の長いものがぶらさがっている。 シャツを着たら、暗証番号を合わせてその上に金属の首輪をする。そこへ携帯電話をぶら下げる。これでもう、他人と間違えられるおそれはない。...

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邪民と大衆

天善は或る志奈蕎麦屋にいた。真夜中まであと一時ほど。 この店の主は迫力のある男で、身の丈六尺を超え、いがぐり頭、腹回りもあり、天善はかつては「かなりのあらくれ者」だったのではないかと、長らく思っていた。しかし調理の腕は一流で、行儀の悪い客を一喝すると、その客は数年間は店の前を通れなくなるほどの迫力があった。すべてにおいて、只者ではなかった。...

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ねこのおしくらまんじゅう

昔、ヤギとかトナカイがこうやっているのを見ましたが、ねこもやるとは知らなんだ。ぐいぐい押して、引き分けると、お互いお尻を向けて勝負終了。なんなんだ? このあと「おらおら、見世物じゃないぞ」とにらまれました。

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「しうねん」

雨も降り、風も吹き、台風も来た。それでもあきらめずにしがみついている。葉っぱにしがみついてでも頑張る。

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染み込む風景

人間の聴覚とか視覚ではたいへんな量の情報が入ってきて、全部を認識すると脳がパンクするため、「選択的に見たり聞いたりしている」。 そこで、人によって「見ても見ず」という状態も出てくる。 雑踏の中、駅のアナウンスの中でも会話の相手の話が聞ける。...

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購買力落ちるでしょうね

単純な計算。密林でブルックスのB67番の価格を調べるとだいたい115~135ドル。男性用の(番手にSが付かない)もののほうが高い。 そこで2011~2012年の1ドル75円のレートと現在の120円超えのレートで比較すると、10125円と16200円ほどになります。 そこへ3%消費税アップ分と、送料などもドル建てですから、これはたいへんな購買力の減少になるでしょう。景気などあがるはずがない。...

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『有識者さん江』

昨日、友人の知り合いが、何でも介護の方の仕事を始めたとのこと。絵を描いていたのですが、残念ながら首を横にふるしかない感じでした。友人に買ってもらい、親の知り合いの人に買ってもらい、そこでゲーム終了。 その人自身、夜昼とりちがえた生活をしていた。...

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方向性を与えるということ

1970年代に、シトローエンGSがデビューした時、私はけっこうグッときたほうです。実際に私の友人で買ったのが3人ほど居りますが、3人ともあまりの故障の多さに音を上げた。 しかし、私はあの時代、あの方向性を示したGSは偉大だと思う。 当時は「あんなのどこがいいんだ。ヘッドライトは変形していて気持ちが悪い。バンみたいだし、」と散々にいう人たちがけっこういた。...

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ささやかな土台

最近はあまり多くを望まない。病気をせず体調がよく、好きな仕事ができ、ストレスがたまらず、美味い身体に良いものを食べ、良い人に囲まれ、美しいものと自然と暮らす、ということでしょうか。 身体に良い、美味いものというのは、別に高価な珍味を意味しない。ご飯にシラスでも納豆でも美味いものは美味い。シラスとパンがあればイタリア料理も出来る。これはまた「料理・食事」で書こうと思います。 あとは美しいもの。...

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清貧ではなく悠々貧

日本も相当景気が悪くなってきているので、来年は「英国的悠々貧」(えいこくてきゆうゆうひん)をおすすめしたい。 決して切り詰めた悲惨さはない。金を使わず生活の質を保つ。 みんながやったら「消費縮小」で「矢頼みミクス」失敗間違いなし(爆)。...

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都市型の貧困

今日、夜書店へ行ったら異臭がしました。それはある意味、よく私が知っている異臭でした。何かと言うと、インドの貧困地区のにおいでした。 まわりを見渡すと、近くにまだ若い男性がいた。たぶん、ここ数日急に冷え込んできたので、川原かどこかで生活している人が暖をとりに書店へ来たらしい。 あまり知られていませんが、東京でも年に数人路上で生活している人で凍死する人がいる。...

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喫茶店主の人間観察

私がよく行く喫茶店のマスターがなかなか興味深いことを言った。 ちょうどその時、常連さんの一人が店を出て行ったのですが、足取りがよくなかったので、 「あの人、たまに顔をこの店で合わせるんで、このビルの近くで挨拶されたんだ。具合悪いのかな?」 「軽い脳血栓らしいですよ。」 「オレとそれほど歳は違わないのかな?」 「そんな感じしますね。でも健康状態悪いみたいだね。」 「訊いたの?」...

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何回目のクリスマス・イヴ?

クリスマスの時期になるといろいろと思うところあります。 人生が積み重なるにつれ、同じということはない。積み重なってどんどん増えて、昔のものもそのままのこっているか?というとそうでもない。 今年をつかむために、去年を手放し、来年をつかむために今年を手放す。 クリスマスも正月も手元には残せません。「川の水をすくうがごとし」。...

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