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Channel: 英国式自転車生活
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ファラオの石室

昨日、用があって訪れたビルは、もう「王家の谷の地下の石室にいるような感じでした」(笑)。まだ植物とかあれば救いがあるのでしょうが、その植物とてたいした植物ではありえない。 置物、、、黄金のマスクとか(爆)正しい英語圏での発音は『ツータンカムーン』。...

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老兵

私が英国へ行き始めた頃、土曜日の昼下がりや日曜日の午後に、よくブラスバンドを室内でやっていた。 多くの曲はミリタリーものなわけですが、入ると私の父親の世代の人たちばかりだった。『これも英国文化の学習』と、見つけると必ず入ってみた。 英国でその手の音楽が好きな人は上流階級のひとや知識人階級ではない。ごくごく普通の中流ど真ん中か中流の下層から下層の上ぐらいまでの人が多い。...

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黄昏

天善は地蔵丘の蘭方医竹軒を訪ねた。 「久しいのう、天善殿。元気そうでなによりじゃ。」 「先生もお元気そうで安心いたしました。」 「まだ若いからな。人生120年と考えれば、まだ7分の2以上残っておる。天善殿は煙草をたしなまれ、酒も飲んでいたし、四つ車の毒気もかなり吸い込んでいるので、それを100までと差し引いても、まだ3分の一ほど残っておるではないか。」...

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虚業団

自転車の競技などでは、よく『実業団』と言うのを聞いた。ならば『虚業団』というのはどうか?とぼんやり考えていたことがあった(笑)。 とくにバブルの頃から、『実体のないことをやっているひとたちのほうが圧倒的に経済力を持つようになった』。...

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「眉唾原則」で確認をとること

自分がジャーナリズムにいたことがあるので、私はそれがどんなに『ビッグ・ネーム』であっても私は一応繭につばをつけて疑ってかかる。 インプレライダーが『硬すぎるプロ用フレーム』に乗って、T-SHIBA病院でひざの手術をしても、そういうことはpublic knowledgeにはならない。...

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お疲れの人が多いはず

深夜1時過ぎに帰ってきまして、9時間かかった。何にかかったかと言うと、母の具合がここ1か月半ほどよろしくない。ケアマネと訪問医療のほうのひとが、「8月の半ば過ぎに検査をしてみて、、」とか悠長なことを言っていたのですが、私はもっと深刻だという直観と観察結果を持っていた。...

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効率主義の弊害

今の世の中、すみずみまで効率主義が浸透しているようです。インターネットでポチすれば即座に届く。 自動車などの修理も、修理などしない。ユニット交換する。ビックリしたのは電子辞書やカメラの修理で『修理しないで、数千円で最新型と交換します』と言われたこと。たぶん、修理してもまた同じところが壊れるのがわかっているので、そこが改良されている最新型とそっくり交換してしまうやりかたなのかもしれない。...

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雨の日はマンウォッチング

このねこは「ねこの細道」に登場4回目です。常連。 雨の日はなぜか通り過ぎる人間を飽きずに眺めている。じつは彼らは我々が考えている以上に、人間をクールに観察しているのかもしれない。 『しょうがないから、かまわれてやるか、、』(笑) 『にゃぁ。人なつっこいねこですよ~』(爆)

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ダ・ヴインチと程久保小僧

私が若かった時、ダ・ヴインチの手稿がマドリッドの図書館から発見されて、大きな話題になった。 ファクシミリの完全版も発行されたが、とても手が出なかったのを覚えている。...

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私が入るころには???

毎日、病院へ行っているのですが、世の中、具合の悪い人が多いものだ、としみじみ思います。 診療がそれほどない週末はそうでもないのですが、普通の日、朝は駐車場が入れないほど混んでいる。具合が悪いから車に乗せてきてもらうわけだから、歩いてくるわけに行かないでしょう。 そうした状況に対応するために、建物は建てましされ、駐車場は増えているのですが、10年前に来た時にはあった庭と亀の居る池はなくなった。...

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80年代中ごろから

以前にも書きましたが、小林さんが自宅には、古い自分が立ちあげた雑誌しか置いていないという話は書きました。「今のうちの雑誌面白いですか?」とすら訊かれた。80年代から、バブルが起こり、それまでとはまったく違うタイプの人たちが趣味に入って来たという彼の分析でした。 これは世界的な傾向だろうと思う。『壊れない機械』へゆく。趣味性は薄れてもかまわないという人の割合が増えたのだと思う。...

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『オレの~』を忘れてみる

お盆のシーズンなので、父のこと、祖父母のこと、お世話になった人のことなど、さまざまに考える。 父は或る石油会社の友人から毎年、仙のカレンダーをもらっていた。掛軸のような装丁で月めくりなわけですが、面白い絵が描いてある時もあれば、何だこりゃ?という10代の青少年には良さがよくわからないものもあった。...

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良い時代に衰運のきざしはある

週末に病院から戻って来る時、エンマコオロギが鳴いていました。河原ではスイッチョとキリギリスが鳴いていた。盛夏から秋へ移ってゆく準備段階がすでにそこにある。カエルはあまり鳴かない。だんだんエンマコオロギの声が大きくなって、朝のニイニイゼミを聞かなくなり、法師ゼミが増えて、夏も終了。 後の世から1980年台を見ると、そこで巨大な転換期が会ったことに気が付くだろうと思う。...

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メディアのレベル

今日、夜、蕎麦屋へ入ったら、店主が新聞を持ってきてくれまして、開いたらなんだか『大丈夫かニッポン』という感じになった。 そこには「KOIけちじ」と「真っ黒ん氏」の比較対象表が出ていた。ただ一言。 外国語のニュースを理解できない語学力の記者が書いてるのかな?と思った。...

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ショウリョウバッタ

たまに強い風が吹き、たまにザーーーっと土砂降りになったり、昆虫たちもたいへんでしょう。 9時ごろにはほとんど雨もやみ、たまに月も見えた。400m四方にまったく緑のないところに、風で流されたらしいショウリョウバッタがいたので、保護して野原まで連れて行った。...

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かも南蛮

私はあまり鴨南蛮は食べないのですが、たまに妙に食べたくなる時がある。鴨南蛮はむずかしい。妙に油がぬるぬるした感じだったり、肉が硬くてビニールのようだったり、あるいは臭かったり。 ほんとうに美味い所のはうまい。ダメなところのは徹底してまずい。回転の悪い所のは冷凍してまずくなったり、いろいろあるのではないか?...

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覚悟を決められるか?

病院というのはさまざまなドラマが起こっているところで、病室からの声が開け放たれたドアのカーテン越しに聞こえてくる。 その家の家族間の問題や、ものの考え方が病人を前にして如実に出ている。病人をなじっている人、親戚間で口論している人、喋れなくなった病人を前に面白がっている家族すらいた。まったくなすすべなく打ちひしがれている人。...

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選ぶところ無し

サイクリング・プラスをめくっていました。まあ、このタイトルをパクったところもあるようですが、むかし、ヒラリーが編集長をやっていた頃はツーリングの記事もあり、歴史的な記事もあり、ドーピング不正の追及記事もあり、自転車趣味がまんべんなくおさえられていた。ヒラリーは陶磁器に眼が利き、実にいい壺をたくさんアリババのように家にため込んでいた。つまり、美術的な眼も持っている編集長でした。...

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フリーダム・オヴ・スピーチ

このところ、海外のメディアを見ていて思うのですが、『ある種のレールを敷いて、人を誘導するニュース』がものすごく増えた。ここ数年のことです。 最近では『洗脳するための広告』というのが欧米で問題になり始めた。その人の検索履歴から、かなりの確率でプロファイリングが可能だという。それに見合った広告をその人の目に触れるようにすることが出来るようになっている。...

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不思議な縁

たまにタクシーを呼ぶと、よく来る運転手さんがいて、いつも雑談をする。どういうものだか、人間と言うのはあれこれ言わなくても、なんとなく奥底のものは伝わるのではないか?と思える。 別に指定するわけではないのだけれど、彼がよく来る。私との雑談が気に入っているらしい。...

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