シュンラン
一年のうちの大半を地味に過ごしている(葉っぱだけ)の春蘭が今年もまた花を咲かす。不思議ですねぇ。花が咲くのも不思議なら、片方の別の種類の株が1週間~10日遅れで開花するのも同じ。 昔の墨絵などで春蘭を見ると、じつによく見ていると感心する。...
View Article脳の発散するちから
中途半端に時間が余ると、いつも本を読んでいるかお茶にしている。そういう時は完全にエンターテインメント系の本をめくることが多い。たとえば占い(笑)。 あきません。私は自分の直観もさることながら、昔の統計学と言っても良い、そういう占いを読むのが嫌いではない。この間読んでいた本の中に、『眼に宿るちから』の話が出ていた。そこにちからがあるかないか。ない者は寿命も短く、出世の階段を上がる力も弱いとする。...
View Article満ち足りた充足感
多くの老人から私の同年代の人までを見ていて、40歳以上の人の幸福感の重要な部分を占めるのが、健康、充足感、日々の幸福感ではないかな?という気がする。 そうとうお金もあり、社会的に成功している人でも、これら3つのどれかが手に入らず苦しんでいる人をよく見かける。さらに踏み込んでいえば、自分の中でのもやもやしたものの原因が自分でわからないというケースも少なくない。...
View Article奇妙な話
大学時代のこと、法事で祖父の出身の村へ行った時、親戚の人のところで話をしていた。私が「にいどの坂」のあたりは沢の谷が深いが、あそこまで登るともう沢蟹はいないだろうね、という話をした。 そうしたら、その親戚の人が思いもかけない話を返してきた。あのあたりで沢へ降りることも容易じゃないし、いなだろうね、いるのはつきモンぐらいなもんだ、という話になった。...
View Article不幸の底力
いまから1年ちょっと前のこと、私が30年ほど知っていた人が泣くなられた。たいへん良い人で、これといって問題のある人ではなかった。有能で、人格者で、素晴らしい人だったのですが、唯一の点は、あまりに問題のない挫折なき人生だったので、結果、大金持ちでもあり、なかなか社会的な弱者に共鳴することが出来ないきらいがあった。 「ここは本当に東京?モンタナの林の中じゃないのか?」というようなところに住んでいた。...
View Article違和感
Believe it or not, 私はたいへんなAIKOKU者であり、KOKUSUI主義者なのですが、どうも昨今のこの国の『自称連中』は発言も見苦しく、汚らわしい感じがする。 今から18年前、某ヨーロッパの大使館の人を名刹に連れて行ったことがある。そうしたところ、その境内にいた男が舌打ちをして、そのあと「シッ、シッ」と言った。...
View Article味大量絶滅の時代
ここ3日ばかり滅茶苦茶に忙しく、昨日は都心で駆けまわっていました。昼飯時を逃した2時半、ようやく時間があったので、中途半端な時間でもあるし、蕎麦でも、、と思って、某有名蕎麦屋へ入った。有名なのはいまだに同じなのですが、最後に入ったのは21年前か?代も替わり、従業員も替わり、まわりのビルへの出前で繁盛しているらしい。...
View Article最近の楽しみ
どういうものだか、このところ、『調べてわかることがひどく楽しい』(笑)。若いころにもそういうことはあるにはあったが、ここ1年ぐらいでかなりその楽しさが深まった気がする。 お茶のお湯を沸かしている間とか、洗濯機を回している時とか、そういう半端な時間でも本を読んでいるか、調べているか、字を書いている。...
View Article中にいると見えない
数日前、出さないといけない郵便物があって、自転車でその郵便物3通をカバンに入れて、8kmぐらいも走ってしまった。ないんですねぇ郵便ポストが。 携帯電話の普及で電話ボックスが減ったことはわかっていたが、メールや宅急便の出現でポストも減っているのは初めて知った。行けども行けどもない。結局、「くにたち」で出した。...
View Article日本の幼児記憶
確定申告も終わり、一番忙しい所を抜けた。あとはゆるやかな書類仕事が月末まで。結局、徹夜をした日が2日。借りている倉庫が、裏の土地が売りに出ている関係で、出なくてはならくなるかもしれない。そうすると、また余分な仕事が増える。この確定申告の時期に『ホイールを組んでくれ』という人が3人あった。計6つのホイールを用意しないといけないわけで、3日ではけりがつきません。...
View Articleひとりで始まりひとりで終わる
このところ、忙しいときはこう言う具合で和三盆と日本茶。たぶん、和三盆2つと角砂糖一つで同じぐらいの砂糖の分量なのではないかという気がする。 『苦さ抜群の消し炭コーヒーにホイップ・クリーム、キャラメルかけ、の飲むショートケーキ』よりはるかに健康的だろうと思う。...
View Article出来る人がやる
もう3年以上も『行きます』と約束して果たせないでいた。昨日ようやく訪問した。 私が自分で店をやる時に使おうと思っていたラジオだとか時計だとか絵だとか、カメラだとか、あげくは自転車のサドルまで「差し上げます」と全部着払いで送った(笑)。それで出来上がりを3年以上見に行かなかった。無責任な話だ。 落ち着く店でした。じつに良い空間で、昭和初期からそこにあるような気になった。...
View Articleうまく変化させている
ここの蕎麦屋もどうでしょうね、たぶん6年ぶりです。2007年頃まではよく行っていました。最近はそちらの方へ行く機会が減った。 前の晩はサンドイッチで軽くすませ、朝は抜き、昼も抜き、時ははや2時半だったので、天ざるとかき揚げ丼のセットをとった。...
View Article病気で座り込む人
どういうものだか、私は倒れたり歩けなくなった人を見かけて通報することが多い。 場合によっては、1分2分がことの明暗を分けるので、状況を訊いて、あるいは調べて、即ダッシュ。...
View Article大黒天のある風景
私のこどものころには、蕎麦屋とか菓子屋とか煎餅屋によく大黒様が置いてあったものです。 店によってみんな大きさも古さの具合も、色も違った。こどもですから「ぼくも欲しい」という気持ちになったのですが、「あれは自分のうちで商売をやっている人の神様だから、うちには関係ない」と言われた。 京都に修学旅行に行った時、清水寺に巨大な大黒様がいて、さすがは京都だと妙に感心した。...
View Articleよくぞ御無事で
ああ、久しぶりの納得のゆく天麩羅蕎麦。 「ああ、私は天国を食べている」(爆)。 較べてみると、やっぱり格段の差なのだが、人の記憶基準は緩みがちです。 コロモがつゆの中に落ちても、それがまた絶妙に美味い。 ゆずの利かせ方も頭一つ抜け出ている感じ。世の中の天麩羅蕎麦がすべてこのレベルになったら最高です。 これは「上」ではありません「並」です。「上」はこんなものではない(笑)。
View Article運動の注意点
今日のネット上のニュースで、昨年十月にリカンベントの自転車(仰向けに乗る)で事故を起こしてNAKUなった漫画家の方が、心臓系のトラブルで転倒したらしい、と書いてあるのを讀んだ。 私などは、それを読んですぐ、『運動する脚の高さ』と『心臓の高さ』の問題を想起する。...
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