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Channel: 英国式自転車生活
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色合わせ

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色合わせがうまいこと行きまして、まずまったくわからない。新旧2種類のフォークを並べてみます。

カンティ・ブレーキの補強ブースターもスチールで作り、塗装。キャリアは汎用品で合うものを探して同じく塗装。ついでに英国のスターメー・アーチャーのステムも塗装。

ここまで同色に塗装すると補強した部分が目立たない。

真っ黒なところへロゴが入ったカーボン製のブースターでは目立ちすぎる。塗装をしたとき、カーボンよりスチールのほうが細身で視覚的に軽快。

ほんとうは、このスチールを放電加工で切った部分をキャリアの一部として利用すると、美的に完璧なのですが、そこまでやると大幅に予算オーバーします。

ここまでやれば、うちの車輌として出してよい。「機能的に問題がないし、みんなこれ使ってますよ」とは私はどうしても出来ない。出来る限りのところまではやっておきたい。

「ハンドビルトでやる意味」というのはそこだろうと思う。大量生産既製品では、こういう色を揃えてスッキリさせることなどやってくれませんから、誰が見ても「ちょっと違う雰囲気」に車輌がなる。

本日はそのあたりを調整し、バルケッタのフレームが3本仕上がり、あとは塗装などで組み上げられます。一台は「複葉機様」の分、もう一台は水の里の山麓の方の分、あと1台は「これで全然問題ない、これ持って帰りたい」とおっしゃった、「乗ったらにやけがとまらないのをお願いします」と言われた方の分。

これで難しいのが区切りが付いたので、あとはサイズの小さいバルケッタと28号、大型28号、すべてまとめて平行製作です。

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