Quantcast
Channel: 英国式自転車生活
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3751

宿場蕎麦

$
0
0



私はけっこう『値ごろ感』というのを重要視します。「いくらなんでも高いんじゃない?」という場所からは足が遠のく。

先日、フライドポテトと10cmほどのマルゲリータのピザと、珈琲で2千円超級なので、ちょっと引きました。すごい名店でも風光明媚な場所でもない。インテリアも普通。

ここが難しいところだと思う。家で互角以上のチーズを使い、有機無農薬のタマネギとトマトのスライス、あとガーキンのスライスを入れて、家でチーズトーストを作れば200円かからない。珈琲もかなりいい豆を使っても40円かからない。砂糖も有機の喜界島のざらっとしたものを家では珈琲に使う。水は冷やしたボルビックだし、家で樹を見ながらでいいんじゃないか?と思ってしまう。

ただ、蕎麦となると、手間がたいへんだ。自分でやるには気力が足りない時がある。

一軒馴染みのところが更地になってしまったので、開拓中。昔から長年宿場町でやってきたところなので、そこそこのクオリティ。みんな一品550~700円ぐらい、高いのでも1000円ちょっとなのでコストパフォーマンスは高い。

海苔が缶入りだったり、わさびがチューブから出したものなのは御愛嬌。天麩羅の油もそこそこ『誠実な感じ』だった。つゆは深大寺から八王子にかけての典型的な味でした。私は嫌いではない。胡麻とか大根おろしに『気前の良さ』を感じる(笑)。

そういえば、週末、母を病院へ連れて行った日、長年気になっていた『精進カツ丼』を食べてみた。これは豚肉の替わりに『湯葉』を厚く圧縮したものが揚げられている。「こういうものだ」と思うと違和感がない。よくぞ考え付いたと感心しました。下手に臭みのある豚肉や噛みきれないほど筋張ったカツだったら、こちらの方がいい。名物らしく、いままで何回か注文したのですが、いつも売り切れていました。低カロリーで女性に人気があるらしい。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3751

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>