4月~5月と言えば、自転車の関係者には、『良い季節』でさまざまなイベントが昔からあったものでした。古い昭和30~40年代の自転車のポスターには、4月~5月のセールやイベントの物が多い。うちにも8枚ぐらいそういうものがあります。
もうひとつ、私が少年時代、花粉症の人たちはほとんど記憶にない。スギ花粉だけでも、昭和30~40年代から桁違いに『爆増』している。
それがセメントやアスファルトが増え、泥の地面が減って、いつまで経っても花粉が土に戻らないで空気中を舞っている状況でしょう。そういう都市部では、
『人間が花粉の集塵機のようになっている』と私は考えている。
知り合いの花粉症のひどい人たちが、地方の土の地面の多いところへ行くと症状が軽くなっている。また都市部で風の強い日は症状が悪化しているので、『人間花粉集塵機』という私の仮説はけっこう当たっているのではないかな?という気がする。
さらに、今年は、春の自転車イベントがさっぱりパッとしない。昨日、そのことを自転車団体の関係者と話していたら、
『日本サイクリング協会に金がない』という話になった。
御存知の方は少ないと思いますが、昨年、日本サイクリング協会は資産運用3億円のうち2億7千万円が回収できないでいる。まんまと引っかかった。そのために活動資金が足りないのだということです。なんでもこのゴールデンウィーク期間中の都心でのイベントも有料化したものがあると昨日聞いた。
そのために、職員も減らし、回収不能の金に圧迫され、活動予算もほとんどなく、風前の灯火の危うさであるとの説明だった。
さっそくサイクリング協会のHPを家に戻ってから見てみたら、自爆事故を起こされてリハビリ中の谷垣氏の2017年の挨拶が出ていた。その昨年の2億7千万円のこげつきの話は一切どこにもない。また会長の谷垣氏の事故の話も一切一言も出ていない、一方で「自転車の安全な利用」というのはかなり不思議な感じがした。
週刊誌には、リハビリ中だが『握力が足りずに、箸が持てない状況』というのが出ていた。
そうかといって、ほかの団体は?というと、関西の湖の周辺で活動を活発にしている団体は海外の自転車企業が中心だ。
こんなことでいいのか?という怒りが消えない。