新年初荷は自転車店で使われていた古工具だったのですが、これがボロな外観に似あわず、ずいぶん具合がよい。もとからあった本来残そうと思っていたほうは手放そうかな、と思った。
どうしてなんだろう?これはいつも感じることです。たぶん、工場を出た時、バラつきはほとんどなかったはずです。それがちょっと使ってほぼ新品同様なのにもかかわらず具合が悪いものがあるかとおもうと、そうとうくたびいれたものでも絶好調のものがある。
これは自転車、バイク、自動車から、工具やライターやカメラにもあてはまる。楽器などもそうだろうと思う。
おそらくは、使い手の癖がある程度、道具の癖として焼きこまれ、人間はその微妙な差が感じられるのだと思う。職人の指先はミクロン単位の誤差を感じられることがわかっている。
その店舗用の工具は職人がひとつづつ作ったもので、大量生産で出来たものではない。おそらくはバラつきがあっても、職人が『ウン、これで問題ない』と判断したものは、やはり問題ないのだろう。
それが良い具合に使いこまれて、ますます調子があがってくる。たぶん、大量生産で機械によって作られるものにはそういうものが少ないのではないか?仕事屋スティーヴが指を滑らせたIphoneはやっぱり違うなどということはないはずだ。
ここがアナログの道具の面白いところ。自転車のホイールでも、使って振れて来たものをどうやって修正しておさめていって、安定した良いホイールにするか?というのがほんとうは大きい問題だ。良いリムに超高級ハブを使えば解決する話ではない。最後は使い手のレベルのものになると思ったほうがいい。
さて、その自転車屋の工具は仲間に譲るために探した。それを我がものとするとなると、もうひとつまた探さないといけない(笑)。
どうしてなんだろう?これはいつも感じることです。たぶん、工場を出た時、バラつきはほとんどなかったはずです。それがちょっと使ってほぼ新品同様なのにもかかわらず具合が悪いものがあるかとおもうと、そうとうくたびいれたものでも絶好調のものがある。
これは自転車、バイク、自動車から、工具やライターやカメラにもあてはまる。楽器などもそうだろうと思う。
おそらくは、使い手の癖がある程度、道具の癖として焼きこまれ、人間はその微妙な差が感じられるのだと思う。職人の指先はミクロン単位の誤差を感じられることがわかっている。
その店舗用の工具は職人がひとつづつ作ったもので、大量生産で出来たものではない。おそらくはバラつきがあっても、職人が『ウン、これで問題ない』と判断したものは、やはり問題ないのだろう。
それが良い具合に使いこまれて、ますます調子があがってくる。たぶん、大量生産で機械によって作られるものにはそういうものが少ないのではないか?仕事屋スティーヴが指を滑らせたIphoneはやっぱり違うなどということはないはずだ。
ここがアナログの道具の面白いところ。自転車のホイールでも、使って振れて来たものをどうやって修正しておさめていって、安定した良いホイールにするか?というのがほんとうは大きい問題だ。良いリムに超高級ハブを使えば解決する話ではない。最後は使い手のレベルのものになると思ったほうがいい。
さて、その自転車屋の工具は仲間に譲るために探した。それを我がものとするとなると、もうひとつまた探さないといけない(笑)。