表へ出たらみごとな満月。
あっ!だとすると今日は年に一度のカエルの日!
けろたま池に行ってみることにしました。
いました。この寒いのに寒中水泳。これで産卵して、彼らはもう一度冬眠。
この時期なら天敵もまだ活動していない。オタマジャクシが泳ぎ始める3月末からは水温も暖かくなり、4月になって小さいカエルになった頃は、小型の虫も出始める。
今日は息が白くなるほどでしたが、彼らは時期を知っている。
古来、家の裏庭にカエルがいると家を守り、その家は災いをさけると言われていた。古くはヒキガエルは地の精霊とも考えられた。
日本のヒキガエルはgood-lookingだ、handsomeだ、とヨーロッパ人がよく感心する。
たしかに西洋のヒキガエルより精悍でりりしい。
池の端には「はしけ」のような板が渡してある。みなさんそこを通るようです。朝にはみんないなくなってしまう。
ヒキガエルはけっこう頭が良い。以前、家の庭に出没していたヒキガエルがなれていたので断言できます。昔の本を読むと、長生きするものは「つの」が生えてきて神獣になると思われていた。
たしかに春の大地のパワーを感じさせる不思議な生き物です。