ベルリーナとはドイツの揚げパンのことです。これも種類があって、パフパフのまん丸の中にジャムの入っているものなどもあります。
風立ちぬの映画の中に「シベリア」がやたら出てきて、不思議な感じがしました。私もこどものころよく見かけましたが、買った記憶がほとんどまったくない。「どらやきのほうが美味いや」と思っていたので。なんだか「どらやきの代用品」という印象があります。
私が好きで買ったのは、なんと言っても「甘食」と「揚げパン」でした。丸十というパン屋があって、そこで買っていた記憶があります。数年前になくなりましたが下北沢にもあった。「丸十」というのは蕎麦屋の「のれん」のような屋号だったのかもしれません。
揚げパンには砂糖をまぶしただけのもの、きなこのかかったものなどがありました。
ドイツのベルリーナも実に懐かしい。
「貴方、会ってからどんどんカッコ悪くなってるわよ。原因の一つはそれね。」
とドイツ人の彼女にかつて言われた。
「Who cares ?」
「Me !」
やめられませんね~(笑)。
1920年代の日本の大正モダニズムのカップにベルリーナ。ゲルベゾルテの煙草を噴かしていると、政府と大企業に批判的な思想のR&Fを憲兵が捕まえに来る、、そんな妄想をしてしまいます。