蝉は27℃以上になると鳴くというのをどこかで聞いたことがある。
普通の日本の夏は、私のこどもの頃は、夜はカブト虫やクワガタの時間だった。セミが鳴く夜というのはあまり記憶にない。
静まり返った夜、たまに『ジッ』とか、寝言のように鳴くセミを聞いた記憶がある。ところが今年はず~~~~っと真夜中でも無数の蝉がワンワン大合唱している。ミンミンゼミまで暑苦しく鳴いている。
『地球はどんどん寒冷化していて、極地の氷は増えている。』と言っていたTKD教授はどう説明するのか?つい1~2週間前には『あれが崩れたら津波が来る』と言われるほどの巨大な氷山が本体から崩れて漂流をはじめ、町の方まで流れ着いた映像が紹介されていた。
TKD教授に疑問を持ち、追随していた信奉者たちの目が醒めることを願ってやまない。TKD800卒業!(爆)。
ここまで暑いと日中に自転車に乗るなどというのは正気の沙汰ではない。そういえば伊蘭では昼頃から3時過ぎまで昼休で、4時ごろから後片付けをして業務終了だった。あれはよかった。サマータイムより伊蘭タイム。私はせっかく世界の半分と言われていた古代の都にいるのだから、とその時間帯に、ひとりでウロウロ見学して歩いた。
ジョルジュ・デ・キリコの絵のように、人がいない。たまにこどもが表をのぞいたりしている。
ところどころに給水機があって、誰でも水を飲んでよい。そのとき、『そう言えば、最近、日本では駅のプラットフォームの水飲み場が撤去されたな。あれは自動販売機で飲み物を買わせる戦略なんだろうな』と思った。私のこどもの頃は、水飲み場があるのが当たり前だった。
あれほどオイルが出る土地でありながら、『石油は無駄にしてはいけない』と、バイクも125ccの日本製のものを見かけたぐらい。私は『文化度高いな』と思った(左端)。叩き出しの皿を作っていた兄弟らしい2人が、『日本のバイクはすばらしい。これは自慢なんだ。一緒に写真を写してくれ』と言われて写した。
そこを単なる市場としか見ず、彼らの人口が多いのをよいことに、クルマを輸出しまくって、いまや手辺蘭は世界で5本の指に入る大気汚染の都市になってしまった。そういうクルマ・メーカーの経済行動は卑しい。
6月~7月は、『苦ウェー徒』や『友栄いい』の銅鑼息子たちが超車に乗ってロンドンへ見せびらかしに来る。ただの無駄遣い。やかましい爆音を出して『見てくれるぅ~』と言っているようなもの。
あれは、たぶん、『Aへん』なんでしょう。18世紀、お茶を輸入していたのはよいが、替わり輸出するものがなくて『Aへん』を輸出したのと同じように、オイルを輸入した替わりに輸出するものとして、へーきと超車なのだろうと思う。そう思って超車をみると、特に最近のものは、そのブランドの創業者が考えていたものと、別物になっているのに気がつくだろう。
I don't have the slightest interest in such cars.
日本ではみんな、あのあたりの人たちをひとまとめに『荒武』と考えている人が多い。しかし、伊蘭は『波斯人』(PEる社人)で荒武ではない。むしろ、彼らはあのあたり最大の図書館を、昔荒武にすべて破壊されたので、彼らを非文化的とみなして嫌っている。
一部で、そういうところと、『ひといくさ』交えたくてうずうずしているのがいて困ったものだ。
右から2枚目はハインツの写真。彼もよくあんなところを走ったと思う。