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Channel: 英国式自転車生活
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まぜもの文化からまがいものまで

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昨日は心中複雑でした。一仕事終えて、帰ってきたのですが、ふと気になって、明日(もう今日ですが)病院へ検査に行く友人の家の前を自転車で通ってみました。

不思議な偶然ですが、2階の電気がついていたのが、ちょうど消えました。

時計を見るとちょうど8時半。よほど具合が悪いらしい。

そのまましばらく入院するかもしれないということなので、ますます、その消えた電気の意味が重い。

そのまま帰ろうと思ったのですが、そういえばある別の友人のバースデーパーティーに呼ばれていたのを思い出し、急遽、会場のレストランへ向かいました。

途中の酒屋で、御用達のJ&Bを買って持っていったのですが、むこうではすでに某国産憂異隙ーが開けられていました。
「ああ、イカンな。オレはこのブランド信用していないんだがな。」
と思いましたが、乾杯用に注いでわたしてくれたので、そのままあおったのですが、20分しないうちに蕁麻疹がでました。真正のスコッチなら絶対でない。J&Bでもラフロイグでもワイルドグロースでもアイル・オヴ・ジュラでもマッカランでも、なんでも、一晩でボトル半分あけてもなんともない。

じつは、そのブランドの憂異隙ーで蕁麻疹が出る人に、いままで5人ばかり出会いました。手のひらに出る人、首に出る人、二の腕に出る人、などなど。「あ~自分だけではないんだ」、と納得した記憶があります。

身体に悪いので、私は普通はその会社のビンを出されても飲みません。

私がうるさいのは、ビールなどでもそうでして、日本では普通はギネスばかり飲んでいます。どうしてもない時は恵比寿かプレミアム・モルツ、キリンのスタウト。国産の黒ビールはキリンのもの以外は合わない。というか、英国の多種多様な黒ビールを飲みなれた人には不味くて飲めない。私の中では、キリンのみが合格。

普通の「日なた水」みたいに薄いものは、薄いくせに身体への吸収速度が速い気がします。特殊なフィルターをつかって濾過し、分子が小さくなっているせいかもしれませんが、吸収速度が速いということは、血糖値の変化が急激であるということですから、これも内蔵に悪いのではないか?とひかえる。

たぶん、同じようなことは煙草にも言えると思うのです。私は国産の煙草の匂いにはどうも耐えられない。ピースとエコーなどはOKですが、ライト系の煙草の匂いは、気持ちが悪くなります。

これは不思議です。煙草の強い弱いではない。シメルぺニンクの葉巻だとか、ロミオ・ェ・ジュリエットの25cmものなどは、まったく平気です。ただし、日本のライトな煙草は1本吸ってもムカムカ、ムワムワして気持ちが悪くなってくる。あれは「添加物の燃えている匂いのほうが煙草の燃えている香りを圧倒している」のではないか?

煙草がここまで非喫煙者に嫌われたのは、あまりに「ムカムカ、ムワムワ」ばかりにしたからではないのか?

その誕生日だった友人が、私の顔を見ると、手巻き煙草を巻いてくれと言います。彼もライトな煙草は、逆に吐きそうな感じになる、とよく言っている。

私のまわりで、喫煙者でガンになった人が4人いるのですが、4人とも奇しくも同じ銘柄を吸っていました。一方で、国立で名物の本屋のご主人は四捨五入すると90歳ですが、よく煙草を吸っていらっしゃいますが、元気そのもの。最近の検査でも何ともなかったとそうです。彼はエコーを吸っています。私の知るもう一人の90歳の大台の喫煙者もエコーです。

身体への影響は、どうも強い弱いではなく、添加物の多い少ないではないのか?という気がする。

どんどんそうした改良とも何とも言えないような変化をつけて、本質から大きくはずれていっているのが現代なのではないか?と言う気がします。

これは、甘すぎて珈琲の酸味も苦味もわからないようなものが流行ったり、自転車などでも同じなのではないかと言う気がします。自転車の「天麩羅は変速器か?」。もり蕎麦が不味いのに、そこへいくらタネものを足してみても、わかる人には不味さが見破られてしまうでしょう。

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