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Channel: 英国式自転車生活
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「きみにわかるはずがない♪行ったことがなけりゃ♪」

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タイトルは1970年ごろのホンダのイメージソングでした。テレビでワインディングロードをなめらかに走る(疾走ではない)バイクの風景が流れ、この曲が流れていました。

メカの話も300km超級でのスピードも関係ない。あのCMは私に強烈なインパクトを残しました。

長年探していましたが、「もしかしたら?」とyoutubeで検索したら、一人だけアップしている人がありました。画像は切り替えで動画ではありませんが、ソノシートか45rpmのレコードの音源でもあったのかもしれません。感動しました。

最近の、「こども声で声をそろえて絶叫」する感じの音にばかり周囲がなってきて、むかしは大人がこういうのを鼻歌まじりでバイクに乗れたのを、youtubeのおかげでまざまざと比較することができます。

世の中全般、小中学校の学園祭みたいになっている。

まあ、どこかの国では、一国の首相が「ママから毎月1500万円のおこづかいをもらい、それをおともだちを束ねるのに使っていた」くらいですから、熟成した感じの大人が一人ツーリング人生というような趣味は、絶滅危惧の大人かもしれません。

youtubeで「君にわかるはずがない ホンダCMソング」ででてきます。

ついでにもうひとつ調べてみました。それは初代セリカのCM。いまでは「ほうっておくと、たいへんなことになりますよ、、、」で有名なあの声優さんがやっています。最初にブラック・ホスピタルのあの声を聞いたとき、「あっ、セリカだ!」と私は思いました。

このテレビCMも完成度高いです。今放送したら、そうとう反響あるのではないか。ミニスカートの時代が終り、マキシの時代に入ったファッション。自動車自体、現代の眼でみて、充分個性的です。しかし、この時代から、あの声優さんはブラック・ジョークが得意だったようです(笑)。

有名なフレーズ「食べてしまいたい」は、英語なら「I could eat you up alive.」ですから、じつはこのCMは海外向けと同時製作されたのかもしれません。

最近の自動車のテレビCMは、「ドリンク剤のCMとみわけがつかない」ものや「インスタント・カレーのCMか?と見まごうような自動車CMばかり」です。ゴリラの真似してどこかのアニメの替え歌で、いったい自動車という高価な買い物をするのを決断する酔狂な大人がいるのでしょうか?若者の自動車離れも無理はない。

「現代日本じゃ、何かが弱まっていないか?」と考えこんでしまう。ぜひ見てみることをおすすめします。

「 TOYOTA CELICA TA22 CM 」でyoutubeででてきます。

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