自転車の部品というのは猛烈に数がある。しかも、メーカーが煩瑣に規格を変えた時代もあって(現代はそういう時期にあたる)、一見同じに見えるネジやボルトがまったく使えなくて、そのボルト一本のために、いつまでも自転車が組めなかったりする。
一台の自転車をレストアするというのは、機械工学的なノウハウもさることながら、「これは将来必要だろう」というものを、気が付いた時におさえておくことが必要になります。
逆に言うと、私などは自分の乗る自転車に、ウィットワース、BSA,BSC,フランスBNA、イタリアン・インチ、JISなどをごちゃまぜにしたくない。工具も増えるし、ちょっとしたネジでもスペアのキープがたいへんだ。
ボルトをとりに、今朝も倉庫へ行ったのですが、片隅に白いコンビニのビニール袋を発見。捨てようと思って中を見たら、砂金が入っていた(爆)。この袋の中身があれば悩んでいる車両が成仏できると、写真を見て生つばを飲み込んだ人もいるはず(笑)。
これだからうっかり紙袋などは捨てられない。