自転車の部品を引き取りに都心へ出ました。たまに出ると、うちのほうとずいぶん世界が違うのを感じます。
うちの近くではコウモリが街灯の周りを飛んでいて、地面を蝉の幼生が横断している。
都心の某盛り場を抜けていたら、『クロマグロのように丸々と太ったゴキブリが路上を横断していた』(笑)。都会だなぁ。関わりたくないくらい大きいので、見て見ぬふり(爆)。
黒マックロ虫を見たあたりで珈琲という気分にならないので、なじみの店のある駅まで移動。
ちょっと高級な珈琲を注文してみた。それでも、ひのたまはちおうじの店より安い。しかも保温ポットに入って出てくる。珈琲自体は懐かしい感じのやや酸味のあるもの。『ああ、こういうの久しく飲んでいなかったな』と妙に感動した。
この店には画集がたくさん置いてあります。
画集をめくりたくなる雰囲気がある店とない店がある。
青の時代前のピカソのムーラン・ド・ラ・ガレットが入っていた。これは、昔は入っている本が限られていて、『冒険の創造舎』とタイム・ライフの画集の2冊にしか収録されていませんでした。
音楽はずいぶん古いものが流れていた。「サ・セ・パリ」。
こういう場所は、都内ではもはやここしか思いつかない。