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Channel: 英国式自転車生活
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選挙は買い物ではない

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日本に戻ってきて、いつも非常に違和感を覚えるのが、選挙民の熱の低さ。それと「入れたい候補者がいないから行かない」とかいう人の多いこと。

「誰がなっても同じだから投票に行かない」という人間の多いこと。

ヨーロッパ的に考えれば「白票を投じる」などというのも、『戦略的頭脳を欠いた人の、カッコつけの自己満足でやることで、現状を変えることには何一つならない愚行』だと私は考える。

中東の定期的に戦争をやっている国で、その戦争のために大量の武器を買い、いくら湯水のごとく石油を輸出しても貿易収支はギリギリの国の人たちがいる。国によっては言論も自由にならず、何かあればすぐろーやにいれられるところも多い。そういうところの人たちからすると、『この日本の熱の低さは何なの?』という話を聞く。

選挙は買い物ではない。入れたい人がいないから行かない、というのであれば、投票率は40%をきるなどということにもなり、実質、国民の人口の4分の一以下の人にしか支持されていないところが絶対多数をとって好き勝手なことをやり、憲法でもなんでも変えるでしょう。あとの4分の3は、それに我慢してくっついてゆくのか?

ところで、ひと月ほど前、福島のゲンパツの方の汚染水の濃度が最高値を更新したのの続報はどうなったのか?

昨日出た今週の週刊ポストと週刊現代の経済分析はどちらも的確だと思う。

以前ブログで、株高は幻想で、ドル建てでみると、むしろ緩やかな下降線をたどっていると書きました。それがグラフ入りででていた。海外の投資家はむしろ日本を泥舟とみて逃げ出している。

そこに、円安で潤った一部の企業のリストのなかに、『潜水艦は伊号、カメラは観音』のメーカーがあった。記事によると、そのメーカーは現状政治状況支持者らしい。「とんでもねぇな」という感じ。あそこの『口づけ』の高級機がどうにもかさばり、重く(サドルバッグの3分の2を占拠する)、マニュアルで使う時、レンズの鏡胴を回すタッチが安物感満載で不愉快で、ほとんどルミックスばかり使っていた。その「伊推す」会社の特許王がチカンで逮捕されたという記事もあり、不愉快が重なったので昨日投げ売った(笑)。

消費税は英国では10%超えだが、高速道路は全線タダ。生活必需品には消費税はかかっていない。日本では消費税はあがり、年金は削られている。そうかと思うと、ひのたま地区の役所などは、あの庁舎のなかの人たちの平均給与が1000万円にせまる。そういう人もいるではなく平均です。上げた消費税はどこへ消える?いままでさんざんやってきたゲンパツの尻拭いとか?「権威の笠を着た」特権的な人たちの地盤のために使うのか?

どこかの番組ではないが、『そのままほうっておくと、たいへんなことになりますよ』。

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