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Channel: 英国式自転車生活
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変化が速すぎる

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いつもは古いLUMIXでアップしていたのですが、ケーブルが1本目は接触不良でダメになり。今のは2本目。もう亡くなった写真館の親父さんに数年前に探してもらいました。それも結構さびてきて、そこへもってきてどうも新しいパソコンがうまく取り込んでくれない。古すぎるのか?

そこで2年前に買ったEOSのほう、これは画素数が大きすぎて古いPCと相性が悪く、ケーブルを持っていませんでした。今日、『巨大カメラ』へケーブルを買いに行ったのですが、店員が20分ほどインターネットで調べ、「ああ、これは取り寄せになります。」とのこと。

う~~~~ん。2年で取り寄せ。6年経過したらまず補修部品はないでしょう。そうすると、20年後とかには画像が見られなくなるのではないか?

実際スマートメディアのカメラの困難は想像を絶します。

記録媒体というのは、そんなに変わってはいけないのではないか?

銀塩写真は200年はもつことがわかっている。デジタルは太陽嵐一回で消し飛ぶ可能性がある。

今回はからずも、論文の騒ぎで『デジタルの画像は修正可能なので、学術的証拠としてどうなのか?』という問題が喚起されたと思う。事実、つい15年前までは、医学の論文でデジタル写真は不可でした。

それは、私の懇意にしていた写真館の主人が、医学大学の論文の写真の現像と焼き付けを一手に引き受けていたので知っている。

このデジタル時代は、何かが行き詰まると、一気に瓦解する気がしてしかたがない。

昔、会社員時代に扱っていた精密機械のひとつは、特注のマイクロプロセッサーが内蔵されていたのですが、技術・設計のほうの担当者がボケナスで、メーカーが『もう注文がないなら型を廃棄しようと思うんですが』と数回言ってきたのを放っておいた。そうしたら、本当に廃棄してしまったからたいへん。修理もできなくなった。

しかたなく作り直したのですが、そういうカスタムのものは数千万円の話になる。社長の怒るまいことか(爆)。傍観者の私は煽ったりして。

これはたぶん、カメラなどでも、同じで、電子部品を使った古いものはレストアが不可能でしょう。

現在、フィルムカメラでも、水銀ボタン電池を露出計に使っているものは、アダプターをかませても、電圧が違うので正確な露出が出ない。シャッターも電子式のものは、シャッターが切れないものもある。そうなったら、カメラも燃えないゴミです。

同じことは電子部品を入れた自動車なども同じなのではないか?どうしてもない電子部品ひとつのために数千万円?(笑)。

自転車ぐらいはそういうところから離れたシンプルなものであってほしいものです。

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