七福神めぐり、ことしも無事に終わりまして、毎年いらっしゃるかた、今年初めてのかた、合わせて12人ほど。今年は体調不良で来られなかった人や家のことで抜けられなかった人などもいて、まずそこそこの人数でした。
初回からかかさずというのは私一人になりましたが、その変化は、参加者のほとんどがアップハンドルの人になった、ということが何より感慨深い。最初の頃は七割がドロップハンドルでしたから。
高速道路の渋滞も知らず。のどかな陽だまりを自転車散歩。なんとか体調管理に努め、よいペースで歳をとっても走り続けたいものです。
世の中、自転車人口も増え、自転車の使い方も変わったようで、行く先々に10台ぐらいの一般車輌で七福神めぐりを楽しんでおられる方たちがいた。そこから「自転車を軸とした生活」まではあと一歩だろうと思う。
「紺屋の白袴」で、今年は28号の一号車、「THE28号」で行きました。これもまた感無量。やはり今のモデルのほうが乗りやすい。ヴァレンチーノがよく言っていましたが「ほんの少しの改良を限りなく続けてゆくと、やがては別次元の別物になる」。頑張らねばなりません。
今年のハイライトは、廃屋の前を流れる小川の上、我々の2mほどのところを、みごとなサファイア・ブルーのカワセミが2~3度行ったり来たりしていたことでした。こんなことは自動車やバイクではありえない。エンジンの音も派手な色もない我々を警戒する様子もありませんでした。
バード・ウオッチングの人たちは半日待ち構えて、超望遠レンズでやっとその姿をとらえる。そんな至近距離でじっくり何度も見られるというのは僥倖というほかない。
終ったあとはいつものようにカレー。
もう少し暖かくなったら、川辺で自転車茶会です。
参加された方々、お疲れ様でした。