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Channel: 英国式自転車生活
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旗日も関係なく

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今日は銀行へ行ったら、「あれっ」でした。もう祝日も週末も関係ない。

それにくわえて、どうしても小さいところで「個別対応」してしまうので、「基本型であっても結局フルオーダーと同じ」になってしまう。

本日はあとはキャリアと塗装工程だけまでにバルケッタ2台のフレームがあがりましたが、デモ車輌にまたがり「これでぜんぜん問題ない」とのコメントを出した方の分なのですが、「そうすると、トップのライズは大きくないほうがよいな、と思ったのでした。また、走る道路の条件も聞いたので、細部を別途に変えています。

よくみるとトップチューブの曲がりを変えているのがわかるかと思います。

バルケッタでのトップチューブのちょっとしたところで乗り味にどういう味付けが可能か、かなりわかってきました。

帰りがけ本屋へ行ったら、

うちの2本トップチューブに良く似せた車輌が、アメリカのショーで入賞したのが自転車雑誌の表紙に出ていました。

「2本トップチューブに1本ダウンチューブのフレームレイアウト」は、法律的には、私のところの意匠侵害になるのですが、まあ、以前、うちのオリジナル28号のグリーンをそのまま関西の塗師に頼んで塗りバネ付きサドルにセミドロップというような、人間工学的に釈然としないことをやった人ですので、今さら言ってもしかたがないのか。

私の英語力とアメリカでの人脈で訴訟を起こしたら、こちらは絶対負けませんが、彼の父を45年ほど知っているので、不問としておきましょう。

骨盤部分にあわせて広くしたブルックスのサドルを、前傾したハンドルと組み合わせてもペダリングに問題が出ます。そういうまともな機能性を無視した、カタチだけの面白さを狙ったコピーを出されると真面目に努力している本家が迷惑する。


基督教系のブランド・ネームなので、以下の文を引用しましょう。

「いばらやあざみを植えるなら、それは無用になり、やがて呪われ、ついには焼かれてしまう。」
へブル人への手紙6-8

乗れない、実用にならない目新しさだけの自転車はいかに世俗的栄誉にあずかろうと、やがては消え去る雑草ではないのか?私は地味に努力しようと心構えをあらたにしました。

「主は高きところにおはしますが、低いものをかえりみられる。しかし、高ぶる者を遠くから知られる。」
詩篇

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