最近ではかなりのパーセンテージの人が病院で一生を終えるのではないか?その最終的な原因となることのひとつが『肺炎』です。これはさまざまな病気になって、誤嚥をして最後はそれでNAKUなる場合が多いらしい。
喉の力というのは歳と共に衰える。そうすると気道と食道を切り替えるパタパタ動く弁のようなものがものがあるわけですが、そこの反応が遅くなる。そしてむせる。いわばおぼれているような状況になるのでたいへんつらい。
歌を歌っている人は、そのあたりが鍛えられているので良いはずだ。あとお経を読んでいる人(笑)。私の祖母は月に2回、浅草にお参りに行き、友人たちに会って、それ以外の時もお経をあげていましたが、たしかに誤嚥とかはまったく記憶にない。
昔は『男は日に三言』などと言われたらしいが、長生きしたければそれでは足りないだろう(爆)。
この飲み込む力というのは高齢者では大きな問題になる。誤嚥しないで飲み込めるちから、咳払いするちから。
この飲み込む力が衰えると、鼻から管を入れて、食堂に直接流動食を落とすわけですが、これがつらいらしい。痛みと違和感もあるし、眠りも悪くなる。それをしてももなお、肺炎の可能性は消えない。
それをしないとそこで終了してしまう人もあることは否定できない。私の祖父はやはりそれをやっていましたが、当時の私はそれが痛そうで、「あれはやめられないのか?」と訊いた記憶がある。
今回、じつは母の入院で、その話が出た。このまま衰弱したまま口から食事が出来ないと、このまま回復しないから、ということでしたが、そういうことはしないでくれといつも言われていたので、意識がもう少しはっきりするまで待って、ペースト状のものから食べさせてみるので、最終回答まであと数日待ってくれ、と医師に伝えた。
意識がはっきりしている時を見計らって、ミキサーで作った食事をスプーンに三分の一づつぐらい食べさせていた。病院の食事もミキサー食だったが、絹さやのミキサーしたものとか、お粥のミキサーにしたものとか、いずれもある程度の量を食べないとカロリー確保が出来ない。ジャガイモを牛乳とバターでマッシュにして、ブリーチーズを混ぜた。薬の副作用で白血球、血小板ともに危険レベルまでおちていたために、粘膜部分での出血もあったため、抗生物質が使われたので、自分の中のよい細菌もやられているだろうと、ブリーやカマンベールなどの複数のチーズを日替わりで混ぜた。水の替わりにブルーベリー、ラズベリー、ヨーグルト、レモン、バナナなどをミキサーしたスムージーを飲ませた。
数日後から、それまでうなづくだけだったのが声を発するようになった。これは不思議なことですが、身体は自分に必要なものがわかるのだと思う。栄養価が高く、かつ、造血の働きを助けるデーツをスムージーに混ぜた。そうすると、初めての完食。ホタテのスパゲッティのミキサー食も完食。
人間は点滴だけだと充分な栄養はとれない。やがては衰弱して終了への道になってしまう。
今日は、担当医師から、この調子で行けば、もしかしたら点滴は外せるかもしれません、との話。
そんなことも、昔中東に住んで、デーツをスナックのように食べていたら、現地の人に「そんなに食べたらたいへんなことになるぞ」と言われた経験を逆に使った。水が湧いていて、デーツの木が一本あれば、砂漠の中でも、救助が来るまで当分大丈夫だと言っていた。
こういう経験は誰かの参考になるかもしれないので、書いておきます。状況は人それぞれなので、他の人の場合はうまくゆかないかもしれませんが。
危険ステージは脱したが、食が細いままでは点滴はずっと外せないかもしれない。また、誤嚥から肺炎への危険は常にとなり合わせだ。
まあ、『8月28日に精密検査』を待っていたら助からなかったことははっきりしているわけで、今回のスムージーと手私流動食もうまく効いたわけですが、ある意味、本人や家族にいくらかのボーナス・タイムがついたと考えるべきだろう。
さて、自分が90歳過ぎた頃に、同じように判断してやってくれる人がいるか?というといないでしょうね。今回は婦長さんも看護師さんもじつによかった。
やっぱり、自分の場合は自転車売って刀を買って、、、しかないか?『我が身体を紫電の閃光の刃で斬ることが出来るのは天善のみ』(爆)。
喉の力というのは歳と共に衰える。そうすると気道と食道を切り替えるパタパタ動く弁のようなものがものがあるわけですが、そこの反応が遅くなる。そしてむせる。いわばおぼれているような状況になるのでたいへんつらい。
歌を歌っている人は、そのあたりが鍛えられているので良いはずだ。あとお経を読んでいる人(笑)。私の祖母は月に2回、浅草にお参りに行き、友人たちに会って、それ以外の時もお経をあげていましたが、たしかに誤嚥とかはまったく記憶にない。
昔は『男は日に三言』などと言われたらしいが、長生きしたければそれでは足りないだろう(爆)。
この飲み込む力というのは高齢者では大きな問題になる。誤嚥しないで飲み込めるちから、咳払いするちから。
この飲み込む力が衰えると、鼻から管を入れて、食堂に直接流動食を落とすわけですが、これがつらいらしい。痛みと違和感もあるし、眠りも悪くなる。それをしてももなお、肺炎の可能性は消えない。
それをしないとそこで終了してしまう人もあることは否定できない。私の祖父はやはりそれをやっていましたが、当時の私はそれが痛そうで、「あれはやめられないのか?」と訊いた記憶がある。
今回、じつは母の入院で、その話が出た。このまま衰弱したまま口から食事が出来ないと、このまま回復しないから、ということでしたが、そういうことはしないでくれといつも言われていたので、意識がもう少しはっきりするまで待って、ペースト状のものから食べさせてみるので、最終回答まであと数日待ってくれ、と医師に伝えた。
意識がはっきりしている時を見計らって、ミキサーで作った食事をスプーンに三分の一づつぐらい食べさせていた。病院の食事もミキサー食だったが、絹さやのミキサーしたものとか、お粥のミキサーにしたものとか、いずれもある程度の量を食べないとカロリー確保が出来ない。ジャガイモを牛乳とバターでマッシュにして、ブリーチーズを混ぜた。薬の副作用で白血球、血小板ともに危険レベルまでおちていたために、粘膜部分での出血もあったため、抗生物質が使われたので、自分の中のよい細菌もやられているだろうと、ブリーやカマンベールなどの複数のチーズを日替わりで混ぜた。水の替わりにブルーベリー、ラズベリー、ヨーグルト、レモン、バナナなどをミキサーしたスムージーを飲ませた。
数日後から、それまでうなづくだけだったのが声を発するようになった。これは不思議なことですが、身体は自分に必要なものがわかるのだと思う。栄養価が高く、かつ、造血の働きを助けるデーツをスムージーに混ぜた。そうすると、初めての完食。ホタテのスパゲッティのミキサー食も完食。
人間は点滴だけだと充分な栄養はとれない。やがては衰弱して終了への道になってしまう。
今日は、担当医師から、この調子で行けば、もしかしたら点滴は外せるかもしれません、との話。
そんなことも、昔中東に住んで、デーツをスナックのように食べていたら、現地の人に「そんなに食べたらたいへんなことになるぞ」と言われた経験を逆に使った。水が湧いていて、デーツの木が一本あれば、砂漠の中でも、救助が来るまで当分大丈夫だと言っていた。
こういう経験は誰かの参考になるかもしれないので、書いておきます。状況は人それぞれなので、他の人の場合はうまくゆかないかもしれませんが。
危険ステージは脱したが、食が細いままでは点滴はずっと外せないかもしれない。また、誤嚥から肺炎への危険は常にとなり合わせだ。
まあ、『8月28日に精密検査』を待っていたら助からなかったことははっきりしているわけで、今回のスムージーと手私流動食もうまく効いたわけですが、ある意味、本人や家族にいくらかのボーナス・タイムがついたと考えるべきだろう。
さて、自分が90歳過ぎた頃に、同じように判断してやってくれる人がいるか?というといないでしょうね。今回は婦長さんも看護師さんもじつによかった。
やっぱり、自分の場合は自転車売って刀を買って、、、しかないか?『我が身体を紫電の閃光の刃で斬ることが出来るのは天善のみ』(爆)。