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Channel: 英国式自転車生活
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アップハンドルを甘く考えるな

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昨日、休日出勤の代休で休みだった方がお昼の食事を一緒にとやってきた。

「うちも土日もなく、朝5時半起きでやっていて、勤労意欲がわかなくなってきているから、水曜日ぐらいは普通の自転車屋のように半ドンにするかな。」
とお昼を一緒に食べた。

28号の最新ヴァージョンに乗ってもらった。彼はうちの初期のものを1台乗っている。いまやそれしか乗っていない。こういうのはうれしい話で、だいたいうちの車両が手元に届いた人は、うちの以外は乗らなくなる。

九州の「まる」さんなども、ブルべの猛者で、MTBからロードまでの人でしたが、いまや28号しか乗っていらっしゃらない様子。ブラックアイアン卿もうちから行った2台以外は分解して天袋らしい(笑)。

最近、私は1号車に乗ると、ずいぶん乗りづらく感じる。どんどん細部を手直ししているので、同じように見えてかなり進歩している。

多くの人が、ドロップが乗り方にあわず、フラットにしたり、オールラウンダーバーにしたり、差し替えをしていますが、それは結局、ドロップの上を持ったポジションのものに過ぎない。つまり、3ポジションのドロップの上を持ちやすくしたもので、3ポジションを1ポジションにしたようなもので、根本的に別のものです。

2台をフロントハブの軸を重ね合わせてみると、このくらい寸法が違う。最新の28号と並べると、これよりもっと違います。

さらに、「後方視界」の問題から、昨今はバックミラーをドロップに付けるのが密かな流行ですが、強い前傾で後ろを振り返るのは、『タオルを絞るように背骨をネジっている』ということがある。

そのうえ、リックサックを背負うとなると、ねこにランドセルを背負わせたようなようなもので、背骨への負担ははかりしれません。

アップハンドルなら、背骨の中ほどが回転していて、いわゆる『腰』はねじっていません。首が90度ぐらい。これもサドルからやや腰を浮かすかずらせば、まったく負担がかからない。

実用車にドロップハンドルをいれても、まともに走らないのと同様、ドロップ用のフレームや実用車をアップハンドルのツーリスト車にしようとしてもなりません。

これらの「アップハンドルのツーリスト車」は軽快車などともまったく寸法が違う。

写真の1号車は「もはや過去」なので、真横からの写真を出しても問題ない。真似をしたところで、『乗る部分から結晶したもの』と『結晶を貼って走るようにしたもの』では同じようなわけには行きません。

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