ずいぶん前、マイク・バロウズとボブ・ディクソンがリカンベントで都市内の荷物輸送をする自転車の制作をやっていた。
彼らはそれをパワーアシスト付きでやることを考えていて、そのアシスト・ユニットの良いものの安定供給で苦しんでいた。またアシストを付けると内装ハブが壊れるのも問題だった。
あの2人は、もう15年ほど前に、「環境的に考えて、都市の交通システムはそういう方向へ行くべきだ」と損得抜きでやっていた。
今日、たまたまそういう車両が日本製で実用化され、走っているのに遭遇した。外観はマイクのものほど未来的ではないけれど、こういうものは方向的には正しいと思う。頑張って欲しい。またこういうものが安全に走れるような環境も行政が後押ししてくれることを願う。
こういうものは日本の技術のウリに充分なる。