このところ「原っぱ」を見なくなりました。すべて重機でほじくり返され、植物の生え方を変えてしまっている。
原っぱで遊んでいると、バッタやトカゲなどの生き物がいて、彼らは彼ら、こどもはこどもで共存していた。
日本で芝生を育てようとしても、「モンスーン地帯ですから」下手をしたら熱帯雨林に近いかも。そう思い通りに、人間の考えるようにはゆかない。
英国で聞きました。「芝生は毎日水をやり、ローラーをかける。時たま芝刈りをする。そうすると目の詰まった良い芝になる。うちの庭園の芝はそれを400年やってここまでになった。英国の芝生とEnglish Gentlrmanができるまでは数百年が必要なのだ」。
400年後の河岸に期待してしまいます(爆)。
「3年落ちのレース用自転車ヘルメット」のような新国立競技場といい(今見てすでに後進国のサッカースタジアムのように私には見える)、こういう工事といい、ずいぶんな無駄に思える。